掃除のおばちゃんに感謝する
北大サッカー部2年生の阿部渓輔です。
僕を知らない人のためにまずは自己紹介をすると、僕は部内で広報部門担当として色々な活動(HP改革やSNSなど)をしています。ポジションはFWで、旭川市の隣町の東川町出身です。自分のことを四字熟語で表すとするならば、明朗快活、温厚篤実、海千山千、無知直調、、、、、と言ったところでしょうか。(嘘です。ごめんなさい。)
何を書こうか迷いましたが、今回は最近自分が感じたことについて話していこうと思います。
何人かは今ごろ四字熟語の意味を調べているでしょう。
最後の言葉は僕が適当に作りました。この言葉は、知らない言葉は直ぐに調べましょう、という意味です。字の通りですね。
さて、いきなりですが質問があります。
あなたはなぜ大学に通い、勉強しているのでしょうか?
あなたなぜ部活やサークル、バイトを頑張っているのでしょうか?
あなたはなぜ今このブログを読んでいるのでしょうか?
あなたは、なぜ自分が今のコミュニティに属しているのか、なぜその物事に熱中しているのか、なぜ今の行動をしたのか、深く考えたことがありますか?
ここからは実際に僕を例にとって考えてみようと思います。
僕は北大サッカー部に所属しています。サッカーはもちろん好きですが、お笑いや読書も好きです。今はパソコンに向かってこの記事を書いています。
ではなぜ自分は北大で勉強し、サッカー部に所属しているのでしょうか?なぜサッカーやお笑い、読書が好きなのでしょうか?なぜ他のものは好きにならなかったのでしょうか?なぜパソコンで記事を書いているのでしょうか?
1つ目の問いにだけ答えてみます。
僕はもともと東大を目指していましたが見事に玉砕しました。後期試験で北大を受けなんとか合格。小中高と続けてきたサッカーが大好きで、大学でも続けようと決めていました。
さらに深掘りして考えてみましょう。
なぜ僕は東大を受けようと思ったのでしょうか?なぜ後期試験で北大を受けたのでしょうか?なぜ浪人しようと思わなかったのでしょうか?なぜサッカーを始めたのでしょうか?なぜサッカーをずっと続けているのでしょうか?なぜサークルや社会人チームを選ばなかったのでしょうか?
これらの問いに答えても、その答えに対してさらに新たな疑問が出てくるでしょう。
自分のルーツを探っていくと、まさに木の根のように疑問が広がっていきます。
疑問を見つけ、答えを出し、さらに疑問を見つけ、答えを出し、さらに疑問を見つけ、、、
僕はこのようなことを繰り返していく中で、あることに気づきました。
それは、「自分の意思決定は、思っているよりも多くの人の影響を受けている」ということです。
皆さんは、自分の意思決定に影響を与えている人は誰ですか?と聞かれると、なんと答えるでしょうか?
両親や兄弟、高校の先生、中学校の部活の顧問、部活やサークルの友達、恋人、芸能人、、、
色々な人が思い浮かぶと思います。しかしあなたに影響を与えているのは本当にいま思い浮かべた人たちだけでしょうか?
今日のあなたは、
笑顔で対応してくれるコンビニ店員さんに影響を受けて、いつもより少し表情が豊かかもしれません。
デパートの掃除のおばちゃんに影響を受けて、いつもより効率的な掃除の仕方を学んだかもしれません。
冬道で転んでいる人に影響を受けて、いつもより歩幅を小さくしているかもしれません。
自分が直接影響を受けていなくても、間接的に影響を受けていることもあるでしょう。
あなたに影響を与えた父は、仕事の同僚に影響を受けていたかもしれません。
あなたに影響を与えた先生は、かつての恋人に影響を受けていたかもしれません。
あなたに影響を与えた掃除のおばちゃんは、昔見たアニメに影響を受けていたかもしれません。
こういう風に考えると、僕たちは想像もできないような数の人たちから影響を受け、意思決定していることがわかります。
ここでもう一つ気づくことがあります。
それは自分も同じように、想像以上に他人に影響を与えているということです。
今まで話してきたように、自分のとても些細な行いが、どこかで誰かに影響を与えているかもしれません。
他人に良い影響を与えられるような行動や発信ができるようになれるよう努力していこうと思います。
長くなってしまいましたが、まとめるとこの記事において僕が伝えたいこと、そしてこれからの決意表明は以下の通りです。
「今まで、そしてこれからの人生で自分に影響を与えて得る全ての人に感謝するとともに、自分と関わる人に良い影響を与えられるような人間になる」
まずは周りの人に良い影響を与えられるような振る舞い、そして発信力を身につける努力をしていこうと思います。
最後に、
もしもこのブログの内容が少しでも良いと思ったら、ぜひ他の人にも紹介したり、SNSで拡散したりしていただきたいです。
これまでずっと個人について書いてきましたが、組織でも同じことが言えると思います。この記事が色々な人に読まれることで北大サッカー部がより多くの方に認知されると、今までよりも多くの方に影響を与えられる組織になると思います。
北大サッカー部は多くの方から応援され、そして多くの方に影響を与えられるような組織を目指しています。ご協力してくれると嬉しいです。
最後まで読んでくれてありがとうございました!
#77 阿部 渓輔