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未完の面白さ

2019.12.09 14:13

こつぼねの家は築何年かわかりません。

蔵には明治13年と書いてあります。

ほほ140年前です。それよりかは確実に前ではありますねー。


今も変わらず当時のままの部分と・・・

少し今の暮らしに合わせて変えたところなど・・・

家は住み続けるためある程度リノベーションはすると思います。

その時代、その住む人でこれからもいろいろ変わっていくでしょう。


俺が今住むにあたって何を感じてるか。。。


効率や機能性を追究する現代の家とは違う価値観でものを考え、そこに当時の住んでいた人の思いや、この土地の暮らしに想いを馳せ、表現し、織り成していく。


なので、リノベーションしました!完成!


という風にならない。


この古民家からの声、関わってきた方の声を聞いて、自分と対話して暮らしをデザインしていきたい。その対話はずっと終わらない。


建具を拭いてどこにふさわしいかを対話していました。

作業用具も、今まで使ってきたものを引き継いで使わせてもらうことで大事に使おうと思う気持ちが出る。

対話を続け、この未完の面白さが「こつぼねの家」

の魅力かも知れない。