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この道往けば act2

紀伊半島遠征 国道425号 修験道の聖地へ編

2019.12.09 17:15

大峰山(おおみねさん)

日本百名山の1つであり、「近畿の屋根」や「大和アルプス」の二つ名を持つ関西有数の山岳地帯です。

大峰山とは一般的には大峰山脈全体を指し、狭義としては山上ヶ嶽を指すとのこと。

ここでは大峰山脈について話しておりますので、御記憶ください。

大峰山、特に上記した山上ヶ岳は修験道の聖地として知られ、現在でも女人禁制が敷かれる山です。

それだけではなく修験道では、この大峰山を縦走するように道が作られています。

大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)

修験道者でも完全踏破は難しいとされるこの道。

チャレンジしてみたい気も・・・。

1年くらいは準備がいるか・・・。

ネット上でも非常によく見るこの「路上案内」。

それだけ道に格が無くても他の道に間違われやすいということなんでしょう。

正解は右ですよ。

左に行きたくなる気持ちもわかりますが・・・。

芦廼瀬川からじわ~っと標高を上げていく国道425号。

そしてガードレールは相変わらず無い。

縁石が「ここは俺の場所だ」と言わんばかりに鎮座している。

君たちじゃ落下は止められんでしょ??7

芦廼瀬川の支流である大野川を渡る上路ワーレントラス橋。

名前のチェックを忘れたのは痛いですが、これだけ大型のトラス橋がポンポン出てくるのも国道425号の特徴でしょう。

橋マニアの方は堪らんのじゃないかと。

僕はまだそのレベルには達しておりませんが・・・。

今朝8時から実に6時間ぶりくらいに見たロックシェッド!!

そうだった!

俺は今、国道を走ってるんだった!!

一時でも国道の尊厳を思い出してくれて嬉しいぞ!!

大泰の滝(おおたいのたき)

実は僕、けっこう滝好きだったりします。

まぁ酷道、林道にダムと滝は切り離せないって話もあるくらいなんで、当然と言えば当然ですが。

しかしまぁ、福井県代表の龍双ヶ滝には及ばないな!!


しかし美しい・・・。

滝壺が広い滝ってのもいいな。

龍が出てきそう・・・。


ちなみにこの辺りには龍双ヶ滝と同じく、日本百名瀑に選出されている滝が多くあります。

世界遺産である那智の滝(和歌山)、不動七重の滝、笹の滝、中の滝(以上奈良)、布引の滝(三重)など狭い範囲で見てもこれだけの名瀑が軒を並べます。

修験道だけじゃなく滝マニアにとっても聖地かもしれませんね。

道幅は狭くない。

しかし決して広くはない。

そしてこの状況・・・、真の恐怖編を思い出す・・・。

実際は15分ほどしか経過してないんですが、道に取り込まれかけました。

うん、ちょっと叫んでいいですか?

景色が変わらねえええええ!!!!

同じとこぐるぐる走ってるんじゃないのか?

なんでこうまでずっと同じ景色が続くんだ!!

撮った写真確認したけど、何の変わり映えもしないんだよ!!

コメント書くこっちの身のもなれよ!!

知るかってか。

そうですね・・・。

久しぶりに景色の変わった地点には青看板がありました。

瀞峡(どろきょう)

北山川上流にある渓流(峡谷)で、太古の自然を今に残す景勝地として知られています。

そこに向かう道で、実はこんなの発見しちゃったんですよ。

なんか長い隧道あるぞ!!

これは行ってみねば!!

・・・あんまり寄り道の時間ないんだけど・・・。

ここがその交差点。

瀞峡を目指していれば、件の隧道に辿りつけそうです。

次回は長い隧道登場!!