勝手に仕事を進める人や決めてしまう人に振り回されて困る!!職場での仕事の進み方
仕事をしていると様々なタイプの人と関わることになって悩まされてしまいます。
全員が全員同じではないから数年後に差がつきますし
進む道も違うからキャリアがあるわけですが
会社としては同じ目線で同じ目的を追いかけてほしいわけです。
そのためには様々なスキルや能力が求められますが
ある程度の計算の上で価値が生じます。
まだ経験の少ない成長過程の人材に対しては
「自発的に行動してほしい」と伝えて育成をする環境も多いです。
その解釈が違うとタイトルのように振り回す結果になります。
募集要項でも「自発的に行動できる」「自走できる」「自分で考えて行動に移せる」などがあるくらいなので
仕事が出来る優秀な人の条件として求められます。
自分で優先順位を理解して必要なアクションを起こし仕事を形にしていける人
が自発的に行動ができる人です。
よく勘違いされてしまうのが
「誰も頼らずに自分の考えだけでやる」状態です。
抱え込んで必要な確認もせずに、区切り区切りでの報告もしない
結果の段階でようやく情報が周りに入ってくる
「なんで相談しなかったの?」と言われてしまう人です。
自分で決めるにしても組織である以上は上司や先輩、さらにその上の役職者もいるので
レポートラインを通じて目線がずれていないか確認をすることで
求められている形を実現させることが出来ます。
指示がものすごく細かく具体的でその通りにやれば良いという場合も
解釈はそれぞれの頭のフィルターを通すと変わるので
必要に応じて確認はします。
では、勝手に進めている状態だと何が違うのかというと
求められている形が実現できるかどうかの計算ができないんです。
関係してくるメンバーが介入できずに
知らないところで話が進んでその人が勝手に思うゴールへ突き進んでいる状態で
それこそ独自のフィルターを通して描くゴールなので
確実性に欠けます。なので計算が全くできません。
指示系統の意味が全く無くなってしまい、組織として機能しなくなってしまいます。
つまり、結果が計算できる人材という評価は得られません。
なので信頼されませんし、結果的に1からやり直しとなると
過程に関与した人からすれば大きなストレスですし
なんのために時間を使っていたの?と大きなマイナスにもなります。
一部、それでも確実に形にできる人もいますが別の次元の話です。
それも1度ではなく何度も良い結果にしたことで信頼を勝ち取れるわけです。
それぞれの立場があって、その立場で
何をやるか
何をやるべきか
何までやっていいのか
が異なってきて、それは実績や信頼があってはじめて範囲が広がります。
「自分で」という言葉が「自由だけで」と変換されて
任されていると錯覚してしまうと
そういった範囲を超えて「勝手」になります。
マネージャーのビジョンを良い意味で裏切るなら良いですが
実際目線から外れた先に突き進んでいるから問題視されるわけです。
誰も助けないとか誰にも質問できないとかそういう話ではないのに
誰も頼れずに自分の力だけでやりきる必要があるという義務感と
それこそ勝手に変なプレッシャーがかかり大枠は範囲を超えてしまうのですが
本来やるべき行動を制限してしまっている状態です。
その先に待っているのは
「あいつは話を聞かない」
「勝手に行動して迷惑をかける」などの良くない印象です。
振り回される側からしたらたまったものではなく
計算が出来ないために大きな仕事は任せられません。
リスクを軽減するためにも与える仕事も限定するしかありません。
「進捗はどう?」と確認して「大丈夫です!」とだけ返答されても
全く安心が出来ませんよね。
何がどういう状況で大丈夫なのか?知りたいのはその中身です。
本来は報告を受けるべき内容を、どこかのタイミングで別の人から聞いたりすることもあります。
勝手に決めて関係者を混乱させるリスクも非常に高いです。
ただ、本人は良かれと思って
役に立つと思ってやっている場合が多いので
本来の優先順位を教えることや
本来やってくれたらうれしいことを伝えると多少のかじ取りは出来ます。
やる気の裏返しといいますか
そういったレポートラインの意識や自発的な行動の意味を捉え違っているから
勝手に動くので、コントロールをするには
本来やる気を注力するべきポイントへ誘導することが必要です。
もちろん、自分で決める範囲が決まる順番も含めて。
視点を変えて考えて転職という話にすると
自由に仕事を決めて働きたい人はそういう環境の会社もありますし
統率が取れずに振り回されてしまっていてそれ自体がまかり通っていることにストレスを感じている場合は
しっかりと統率がとられていてあなたの求めるやり方のあった環境の会社もあります。
自分が働きやすい環境かどうか判断するタイミングはそういった
自分で解決が難しい悩みに直面したときです。
その判断材料の一つになります。
今回はよくどちらの立場でも悩みとして捉えられる内容をご紹介しました。
テレワークなど離れた見えない場所で仕事をしていたりコミュニケーションの頻度が少なくなると察することは難しいですから、より意識をしないといけません。
思い当ったら参考にしていただければ幸いです。