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daydream

浅田真央 Thanks Tour

2019.12.17 02:24

ジュニアからシニアに上がる時、世間に真央ちゃんの名前が知られたあの時、私の世代は可愛くて強いキラキラしたお姉さんの真央ちゃんに憧れる女の子がすごく多かった。



私も小学生の時も、中学生の時も、高校生の時も、大学生の時も、社会人になっても、ずーっと大好きで、その一挙一動に注目して自分のことのように一喜一憂してきて、勝手に真央ちゃんと一緒に子供から大人になったと思っているので思い入れが強いです。



スラリと背が高くて長い手脚を大きく優雅に使って可憐なオーラを振り撒きながら滑走する姿が大好きで、特に月の光、愛の夢、ノクターン辺りの触れると壊れてしまいそうな大切な何かをかき混ぜるみたいな優しく柔らかい動きが絶品で、何でこんな全部の動きが綺麗なんだろうって思ってました。



さらに勝負の行方を左右する3Aに果敢に挑む姿を祈りながら見守るのも選手としての浅田真央を応援する醍醐味という感じで好きでした。

勝ち負けより出来る技なら挑戦したいっていう所に重きを置く考え方だからこそ、皆が納得の演技を祈ってしまう特別なアスリートだったんじゃないかなーって。



(あれ、いつの間にかただの真央ちゃんへのラブレターになってた💌)




そんなに大好きなのに真央ちゃんが現役の頃、私は学生だったので遠征してショーや試合を見にいくことが現実的ではなくて、生の真央ちゃんを見たことないのがずっとコンプレックスで、真剣にこのままでは死ねないと思っていました。

サンクスツアーが始まってもなかなか私の住んでいる近くには来なくて。。(知らない土地での一人行動はすごい苦手です)



今回、県で言うとお隣の福井県でサンクスツアーが開催されるということで同じく真央ちゃんファンの母をチケット取れたら一緒に行こうって誘って11/19(火)をピンポイントでチケ取りしてみたんですが、手違いかな?というくらいスムーズに第一希望の座席をゲット、発券したらショートサイド3列目中央という人生初真央ちゃんにピッタリの座席。



敦賀は北信越よりも関西寄りで、お隣なのに新幹線で1時間半!ちょっと計算外でしたが、行ってみようと決心して良かった!って思う1時間半を過ごしました。





座席は氷上に敷いたカーペットの上で、これは前の方が来る前に席に座ったまま撮った写真です。

汗かくほど暑かった名古屋のTHE ICEは参考にならないと思っていたけど、それにしても想像以上の寒さでした❄



以下印象的だった演技内容に触れるので知りたくない人はご注意。






白状すると、最初の引退後の気持ち~サンクスツアーをしよう!となる心境を話す真央ちゃんの動画の時点でボロ泣きでした。



黒いローブで出てきた真央ちゃん、覗くふくらはぎの形で「本物の真央ちゃんだ~」って今思い出しても泣きそうなくらい感動。



引退後、何をすれば良いか分からなくて暗闇の中でもがく様子を「This little light of mine」の悲痛なメロディーの中、切ない緩急で表現したあとは、キラッキラのゴールドの衣装での「Smile」でサンクスツアーをやろう!って明確なビジョンが見えて光の中に戻ってきた様子を表現。



その変わりようを自分の目で見て、こんなに真央ちゃんをキラキラにさせたものが「応援してくれた人にお礼を伝えたいという気持ち」っていう事実が、応援してきたファンからすると心の底から嬉しくて、真央ちゃんと両想いみたいで、また号泣。



「タオル。。。拍手。。。タオル。。。拍手。。。」のリピートで手元がめちゃめちゃ忙しかったです。





これで正面から近付いてくる真央ちゃんを間近で見た時はパニックになるくらい可愛かった。




今井遥ちゃんの「So deep is the night」はすごく似合ってて真央ちゃんの演技リピしまくってた人にもすんなり入ってくるくらい美しかった。

あんなに可憐で華やかで上品な雰囲気の遥ちゃんだけど緩急のセンスが素敵で、スピーディーに滑るところは迫力すらも感じました。

目の前で止まってポーズを取るシーンも多くて、妖しい美しさに圧倒された。






「踊るリッツの夜」は大音量で聴くとこんなに格好良い曲だったっけ?ってなってサンクスツアーで観て以降しょっちゅう聴いてます。

かなり難しいと思います、この曲。

衣装も可愛かったりステッキを使ったりもしてるけど、何より足さばきでコミカルな踊りを表現しているのが観てて気持ち良かったです。




「素敵なあなた」は背中が綺麗すぎて見とれていました。

男性スケーターたちをもてあそぶストーリーだけど全然いやらしさが無い爽やかでお茶目な小悪魔。

本当に何度も間近に来て「真央ちゃーん可愛いー」ってずっと言ってました←




「月の光」は初めてSP3A投入してノーミス演技した国別の演技が好きすぎたので、正直真央ちゃんの演技で観たかったかも。

もちろん女性スケーターの小道具を使った群舞も綺麗だったけど、真央ちゃんのSPは2Aを降りた脚でそのまま片脚で入っていくサーキュラーステップが絶品で、森の中の泉を優しく照らすような、柔らかい月の光が水面でキラキラしているような、、そんな抽象的なものをスケートで表現出来る真央ちゃんが大好きだったんです。

でも全体を通して自分が競技会で上手く演技した演目は敢えてサンクスツアーメンバーに任せて、納得の演技が少なかった演目こそを真央ちゃんが演じている印象でした。

それはサンクスツアーを見ることで浅田真央の全プログラムが完成されていくようでした。




そして何より感動したのがバッハの「チェロスイート」。





チェロのビタースイートな音も、前から見ても後ろから見ても可愛い衣装も大好き。

チェロ1本のシンプルな演奏だからこそ弦楽器の音の温かみがダイレクトに入ってくる。

弓と弦のこすれる重厚な響きから室内で反響している様子、振付から自分の技術と向き合うような様子がそれぞれイメージされて、誰もいないスタジオや舞台でトウシューズや衣擦れの音をさせながら1人で練習するバレリーナみたいなの!



ゆっくりな動きの方が多分筋力とか体幹とかコントロール必要なんだろうなって伝わってくるスローで美しい動きから始まり、旋律を細かい足さばきとかエッジワークだけでなぞって追いかける動きっぱなしのプログラムで漕がなくても膝の屈伸だけでぐんぐんスピードが出て、、とにかく圧巻で全人類見て。




「仮面舞踏会」はゴージャスな衣装の群舞で、小さい時に思い描くようなディズニープリンセスの舞踏会の世界観そのもの。

競技用じゃないから本当のドレスみたいに派手な衣装が素敵だった~。




もう分かってるのに信じて待つような表情と美しいスケートがマッチして怖いくらい綺麗だったのが「蝶々夫人」。

2年前の冬に生オーケストラのオペラをフル鑑賞したんですが、1部と2部で分かれていて2部が蝶々さん気が狂ったのかと思うくらい悲しみで取り乱して変わり果ててしまった姿から始まってすごい怖かったんです。

が、真央ちゃんの蝶々夫人も、あと一歩で壊れてしまうのをギリギリ耐えているような、、悲しみから狂気への誘惑と戦っているような、、また違った張り詰めた怖さでそれがとにかく美しかった。






そして無良くんの「鐘」。

フィギュアスケート界の重鎮、伝説的な選手やプログラムをいつくも生み出してきた巨匠タチアナ・タラソワの傑作の1つで浅田真央がバンクーバー五輪で滑ったフリー。

可憐で上品だった真央ちゃんの中の選手としてのファイターな部分を表に引きずり出して半ば強制的に覚醒させたようなプログラム。

真央ちゃんファンなら最初の三音で地の底から沸き立つような全てを乗り越えてやるっていうタラソワ先生や真央ちゃんの捨て身の怒りにも似た警告のようなものを思い出して苦しくなるはず。



無良くんが男子選手の中でも力強い滑りと2回の大きな3Aで良い意味で「鐘」では無く「浅田真央」を表現していて、このツアーに無良くんが居なくてはいけない本当の意味を実感した気がしました。

ちなみにこの日、3Aの迫力が凄すぎて着氷後のフリーレッグがリンク際のスポンサー看板に当たって看板が破壊されました(笑)




選手生活最後のプログラム、SP/FSで同じ曲で違う役を演じた「リチュアルダンス」。

SPのフィニッシュポーズでFSが始まったり、物語の繋がりを感じさせる面白い取り組み。

いつもなら最後まで駆け抜けるのが当たり前だったシーズンも全日本で力尽きたこと、あの時漂っていた限界とか、まやかしの闘志とか、悲壮感とか、色々思い出した。

それを構成や勝敗が関係無い作品として観せてもらえて、記憶に残っていたものよりずっとずっと素敵で、、圧倒された。



男性スケーターを従えた黒リチュはバレエ組曲のストーリー通りなら新たな恋をしたい未亡人カンデーラを縛る死んだ夫の亡霊を異界に送る魔術師の儀式。

黒鳥を意識したような腕を羽根に見立てて低い姿勢で妖しく笑いながら客席を試すように睨みつける姿は「真央ちゃん」と別人で、子供泣いちゃうって思ったくらいの迫力。



女性スケーターと舞う赤リチュは、夫の亡霊を振り切るようにカンデーラが村の娘と共に焚き火を囲んで情熱的に踊る。

実際に真央ちゃんと、取り囲む女性スケーターの群舞で表現出来るので本当に儀式みたいで見応えたっぷり。

愛憎のフラメンコ+悲しみ+一息つく間も無く亡霊を追い込まなければいけないお祓いでもある。



現役時代より迷い無くキレがあって苦しくてなかなか観られなかった当時の演技もリピートしちゃうくらい大好きなプログラムになりました。






ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」。

これは何も記録しておかなくてもバッチリ記憶に残ったので言うことありません。

あの衣装で登場した時、会場から感嘆の声が漏れたのが全てだと思った。

皆の記憶に残ってる演技、フィギュアスケートと言えば、浅田真央と言えば、の演技。



私の見た公演の話をすれば、調子の良い時は5連とか6連とかでやってるらしい3Loからの連続で、真央ちゃん転倒しました!私のわりと目の前!(笑)

3Loの着氷で若干膝が沈んでしまって、そこから気合いで2Lo付けて次の2Loでコケてしまって、アチャーって顔でステップに向かっていき、当時と変わらない圧巻の足さばきに観てる方は転倒も忘れてたけど、フィニッシュポーズは天を仰いだけど両手は額で合掌してゴメーーーン!のポーズ。

真央ちゃんは切り替えられてなかったのね(笑)って可愛くて可愛くて逆に貴重なものを観られました◎




フィナーレの「Wind Beneath My Wings」はフワッとした生地のパステルピンクの衣装が天使すぎたナンバー。

壁やリンクに花柄が映し出されて一瞬で春風の芝生とかお花畑に来たみたいな空間になった。

真央ちゃんがスパイラルでスカートをひらひら風になびかせながら目の前を通り過ぎた時、Diorのブルーミングブーケの香りがふわーっとして、何回も真央ちゃん目の前に来たけど香水の香りがしたのはその時が初めてだったから真央ちゃんが衣装とかに付けてたのか、ライブとかである演出みたいに会場に出すミストとか混ぜてたのか。

お花畑の空間でブルーミングブーケなんてピッタリすぎるから、きっと敢えてそうしてあるんだと思ったな~🌷





私も彼氏がプレゼントしてくれて持ってるから、「あっ♡」ってなった~◎



あと目の前を少し通り過ぎたとこで真央ちゃんが2A跳んだ時、何回祈りながら見守ったか分からないアクセルに向かう助走の真剣な横顔が間近で見られてグッときた。

1番感動したかもしれない、あの横顔。



ずっと客席1人1人顔確認しながら順々に目を見てくれて、私も一瞬目が合ったと思う。(オタクあるある)




終わった瞬間、興奮しすぎて気付いてなかったけど寒さで肩に力が入ってたみたいで頭痛が、、(笑)

最後まで真央ちゃん見送ったのにスムーズにバスも乗れたし、興奮しっぱなしで母と感想言いながら駅のコンビニで夜ご飯買ってお店出たら、スンっと立つ遥ちゃんとスマホ見てる無良くん(とあと2人くらいお名前分からないキャストの方)。

全身黒でめちゃめちゃオーラあって固まってしまったけど、私会場で買ったサンクスツアーのブランケットを畳んで抱きしめてたので気付いたっぽい遥ちゃんと目が合ってしまって、コソッと「素敵でした。」って言ったらニコーってして頷いてくれて嬉しかった。

現役時代観てたけど生で見ると本当に本当に綺麗で遥ちゃんの過去プロも最近よく観てます。




そんな感じでした~!

(いつも締め適当になりがち。)

また近くであったら行きたいなぁ。



人生初の生真央ちゃんがとっても良い席で観れて、、長年の想いが実ったようで嬉しかったです。




xoxo