Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

「宇田川源流」<現代陰謀説> 人間を操る寄生虫と鋳物を研究している人々の考える「ゾンビの軍隊」への発展

2019.12.12 22:00

「宇田川源流」<現代陰謀説> 人間を操る寄生虫と鋳物を研究している人々の考える「ゾンビの軍隊」への発展

 金曜日は現代陰謀説である。陰謀説というよりもなんとなく「サブカルチャー」といった方が良いのかもしれないが、まあ、その辺の単語の話は読者の皆さんにお任せしたい。

さて、陰謀というのは、いくつかのパターンがある。一つはいつも書いているようなパターンだ。つまり相手国に対して何らかの印象操作や認識の操作を行い、その内容を信じ込ませたうえで、価値観を醸成し、そして、自分たちの思い通りの方向に相手国の国民を動かすということである。

まあ「工作型」というようなものであり、その内容は、相手国の国民が気が付かないうちに動かされているというものである。この方法に関してはいつも解説しているので今回は詳細な解説はやめておこう。

このほかにも様々な方法がある。まずは情報を得るという方法である。つまり、盗聴とか、あるいは盗撮といったもので情報を得る方法であるのだが、それらは陰謀の中でもその情報を得ているだけでしかなく、陰謀全体の内容ではなくその導入部分、すべての陰謀の一部といわれている。これも外そう。

このほかに、「破壊・暗殺型」というものがある。知りすぎた人や不要なものに関しては、それを「破壊」するというものであり、その破壊の大将が人間の場合は「暗殺」ということになる。映画007の内容は、ほとんど「破壊」または「暗殺」が伴うものばかりであり、どこかの国の秘密基地や組織のアジトが爆破するようなことが普通に行われることになる。まあ、これもその時になったら見ることにしたい。

そして、もう一つが「開発型」といわれるものである。つまり「相手国が知らないうちに、相手国の脅威となるものを開発する」というものである。戦前の日本軍の戦艦大和などはまさにそのようなものであり、大艦巨砲主義における決戦戦力としては、たぶん当時最高の物であったに違いない。時代は変わり、例えば「核兵器開発」ということになれば、現在北朝鮮やイランがその中に当たる。開発型の場合、「開発に至る研究」「研究結果の実証」「研究や実証に必要な物資の入手」そして軍隊などで使う場合には「その継続的な生産と入手」ということが必要になってくるのである。

「ゾンビの科学」 動物や人間を操る寄生生物の研究

【12月1日 AFP】脳みそをむさぼり食う「生ける死体」が大量に町を襲い、人々を恐怖に陥れる――テレビや映画で「ゾンビ」は人気の題材となっているが、もちろん実在はしない。

 だが、動物界では宿主の行動を変化させるゾンビのような寄生生物が確認されている。また人間も、寄生生物によって操られているという証拠が増えている。

 これらは、米アリゾナ州立大学(Arizona State University)の理論進化生物学者アテナ・アクティピス(Athena Aktipis)氏の研究テーマだ。同氏は自身のポッドキャスト番組「Zombified(ゾンビ化される)」で、終末論的なゾンビの話を現実世界の科学に当てはめて説明しようとしている。

 アクティピス氏はAFPの取材に「地球上で知られている生物種の半数以上は寄生生物だ」と語る。

 例えば、フィオコルジケプス属の菌類は胞子を放出してオオアリの体に感染し、移動行動を支配する。宿主となったオオアリは開口障害を引き起こす破傷風に似た感染症にかかり、植物を顎で強くかんだまま動けなくなり絶命する。その後、そのオオアリの頭からキノコ状の胞子のうが生えてきて、放出され、別のオオアリが新たに感染する。このサイクルが2~3週間で繰り返される。

 また、カリバチの一種クリプトキーパーは、オークの木に「虫こぶ」と呼ばれる空洞を作って寄生するタマバチの捕食寄生者だ。クリプトキーパーはタマバチの幼虫がいる虫こぶに卵を産み付ける。タマバチは成虫になると木に穴をあけて外に出ようとするが、クリプトキーパーの幼虫がタマバチに寄生して行動を操り、タマバチ自身は通れない大きさの穴を開けさせる。タマバチが頭だけ出た状態で動けなくなってしまうと、クリプトキーパーは動けなくなったタマバチを内側から食べ、頭を食い破って外に出ていく。

■人間を操るゾンビは存在するか

 米疾病対策センター(CDC)によると、米国人の約4000万人が単細胞生物のトキソプラズマ原虫(Toxoplasma gondii)に感染している可能性がある。「(トキソプラズマに)感染したネズミは、ネコの尿の臭いに引き付けられ、ネコの体にすり寄っていき、ネコに食べられてしまう。このようにしてライフサイクルが完了するように進化した」とアクティピス氏は話す。「これがゾンビ化でなければ何なのだろうか」

 人間の場合、加熱が不十分な肉を食べたり、ペットのネコを介したりしてトキソプラズマに感染する可能性がある。特にネコ用のトイレを掃除する際に感染することが多い。

 トキソプラズマが脳に感染することとリスク志向や攻撃性といった性格の特徴との関連性を指摘する研究報告がいくつかあるが、この結果に異議を唱える研究もある。狂犬病も同様に動物や人間を攻撃的にし、場合によっては人間を性的に極度に興奮させる。

 また腸内細菌が、何を食べたいかなどといった人間の行動や感情を変化させるという証拠も増えている。アクティピス氏は最近、このテーマの論文を共著で発表している。

 ただし、フィクション作品におけるゾンビ描写の一部は、全く非科学的だ。

 例えば、死体はすぐに腐敗する。このため、米人気テレビドラマ「ウォーキング・デッド(The Walking Dead)」に出てくるような、よろよろ歩く大量のゾンビは実際にはすぐに動けなくなると考えられる。気象条件によっては、数日から2、3週間以内にゾンビの皮膚や筋肉は崩壊する。(c)AFP/Issam AHMED

2019年12月1日 AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3255254

 さて、今回は、「寄生虫がその規制した相手の人格を変化させる」というものである。まあ、上記の記事では「ゾンビ」と表現しているが。記事を読んでみれば映画「バイオハザード」シリーズで、悪の組織である「アンブレラ社」が作っている「Tウィルス」に近い感じがしないでもない。まあ、映画に詳しい人は詳細の違いが判るのかもしれないが、まあ、私の印象なので許してもらいたい。

さて、上記のように米アリゾナ州立大学(Arizona State University)の理論進化生物学者アテナ・アクティピス(Athena Aktipis)氏によれば、多くのものが寄生虫のように何かに寄生することによって生きている。ある意味で、寄生という単語が、キノコが木に生えているように考えられている可能性もあるので、何とも言いようがないが、しかし、「他の生物から栄養をもらって自分の生きるための栄養にしている」ということを考えれば、当然に「すべての生き物が寄生している」というような定義になってしまう。まあ、「相手の体内に入る」ということになるのか、あるいは、殺して自分で料理するのかというようなことがその違いになるのであろうかと思うが、まあ、少なくtも「寄生虫」「寄生生物」というものにあまり良いイメージはない。

そして「体内に入るパターンの寄生虫」ということになれば、その規制露が「脳」に入り込んでしまう場合があり、その場合には何らかの障害または、その性格変化などが起きるということになる。まあ、あまり良い言い方ではないが、危険が予知できなくなったり、突然に共謀性を盛ったり、つまり、「自制心がなくなる」というようなことも考えられることになる。いずれにせよ、内側からじわじわと食べられて、その結果死に至るという死に方はあまり良いものではないのではないか。

 トキソプラズマが脳に感染することとリスク志向や攻撃性といった性格の特徴との関連性を指摘する研究報告がいくつかあるが、この結果に異議を唱える研究もある。狂犬病も同様に動物や人間を攻撃的にし、場合によっては人間を性的に極度に興奮させる。

 また腸内細菌が、何を食べたいかなどといった人間の行動や感情を変化させるという証拠も増えている。アクティピス氏は最近、このテーマの論文を共著で発表している。<上記より抜粋>

つまり、何らかの形でこの寄生虫が入ってしまうと、「リスク志向」や「攻撃性」というような内容で、特徴が表れる。

さて、これを「兵器」として、または「陰謀」として、扱う場合は「このような危険な寄生虫をどのようにして相手国に広めるか」ということになる。単純にこのトキソプラズマを頒布させるだけでもかあり大きな効果があるが、もしも何か問題があるとすれば、この寄生虫をより凶暴化させたり、あるいは、脳の一部分を食べるようにして、凶暴化させウようなまたは極端にリスク志向が変化するようにするというようなことも考えられるのではないか。そのように「気が付かないうちに、相手国に寄生虫を投げ込む」というような内容も、一つの陰謀であるといわれているのである。

日本はこのような論文にも気を配り、「陰謀へのディフェンス」を強めなければならないのではないか。