紀伊半島遠征 国道425号 大峰山の隧道編
ちょっと寄り道をする今回、地図上で見つけた葛川隧道なる隧道を目指します。
青看板の瀞峡を目指していけば辿りつきそうです。
変わらない!
道は変われど景色は変わらない!!
ここでは国道425号に限らず、どこの道でもこんな感じ。
気を抜くとまた取り込まれます。
そしてここで道が分岐します。
右はより深く紀伊半島の奥地へもぐって行く林道。
京ノ谷奥谷林道
(きょうのたにおおたにりんどう・レポ未)
噂によると国道425号より走りやすいとの評判です。
林道に負ける国道って・・・。
そして左には・・・、
葛川隧道(くずかわずいどう)
村道の隧道らしい、ものの見事に無表情なポータル。
そしてさすが500m越えの隧道。
直線のはずなのに反対側が見通せない!!
なぜか国道425号側だけ無灯火な葛川隧道。
横谷トンネルと同じく、隧道内にピークを持つ隧道なので反対側が見通せなかったわけです。
この写真だとよくわかりますね。
しかし無機質な圧迫感のある洞内がまたいい感じです。
殺伐としてますね。
そしてこちらが反対側、東口です。
扁額だけのシンプルな作り。
プレートもありませんでした。
しかし作りから判断するに昭和初期から戦時中にかけての隧道かと思います。
竣工年・・・、誰かわかりませんか?
国道425号に復帰しました。
あんまり寄り道できないのです!!時間が無い!!!
そしてこの辺りではご年配の方の姿を多く見ました。
結構大変な道のりだけど・・・、元気だなぁ・・・。
あんな爺さんになりたい・・・。
そしてここからは終わりの見えないトラバース区間が始まります。
切り立った崖のほんのわずかな隙間。
そこ狙って崖を右往左往するのです。
トラバース区間では張り出した尾根は切り通すか穿つかしかないので、結果として切り通しや隧道が増えます。
ここでは切り通しが多用されていますね。
しかしここのは隧道にした方が良かったんじゃないの??って突っ込みたくなるような豪快なものが多く見られました。
覆いかぶさってます。
隧道とは違う圧迫感。
これはこれでかっこいい!!
大峰山区間突入後30分経過。
未だ半分も至らず!!