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この道往けば act2

紀伊半島遠征 国道425号 下北山村突入編

2019.12.11 07:09

これが前回に引き続き登場の白谷隧道の下北山側坑口。

蔦が無く、のっぺりとした印象です。

ちなみに白谷トンネル、943mという長さを持ちながら照明無しという男っぷりです。

無灯火だときつい長さですね。

千紫万紅

秋にはきっと相応しい紅葉が見られるのでしょう。

しかし僕が注目したいのはその上の文字。

県営林道白谷線竣工記念

そうなのです。

この十津川、下北山間の国道425号は白谷林道という林道を国道に指定したものなのです。

こういう区間は全国の酷道ではまま見られます。

しかしこれだけの長距離と言うのはなかなか・・・。

林道と聞くともはや国道には思えないような道が続いていきます。

そんな気持ちを知ってか知らずか、ミニおにぎりがしっかり設置されていました。

下北山側ではよくこのようなガレ場を見かけました。

こちらの方が地質が脆弱と言うことなんでしょうか?

・・・もっこりは見なかったけどな・・・。

道は順調に下って行きます。

しかしこの区間は片峠、つまり片側の峠道が長く、片側は短い。

その理由として、下北山村の地理が大きく関係しています。


奈良県吉野郡下北山村の標高は単純な計算でも平均370m。

これは敦賀の馬背峠よりも高い位置に当たります。

典型的な盆地に位置しているので、どこへ抜けるにも山を越えねばなりません。

こちらでも切り通しは健在!!

陰になっていることもあり、豪快さが際立っています!!!

こちらには新し目のトンネルがありました。

カナウナギトンネル

・・・名前の意味は不明です・・・。

冠山道路の謎の名前のトンネル群橋梁群を思い出しましたよ。

これはいい!!

気持ちのいいヘアピンカーブだ!!

カーブの先が空ってのもまたいいですね。

どこまで落ちるか見ものです!!

そういえばここまで、かなり山深い所を通っているにもかかわらず、ヘアピンカーブにはほとんど巡り合っていない気がする。

ここにきて連発しているというのは、やっぱり800mから300mまで一気に標高を落とす為なんでしょう。

相変わらず見どころの多い酷道です。

奥地川(おくちがわ)という何とも素敵なネーミングの川が傍に寄り添いだしたら、いよいよ下北山村市街地に突入します。

そして何が起きたらこんなことになるんだという標識が一つ・・・。

グロテスクだな・・・。


次回は下北山村中心部をぶち抜きます!!

そこに待つ僕をちびらせかけた衝撃の看板とは!?

次回を待て!!