球磨村の曲げわっぱ
2019.12.11 09:06
熊本は人吉藩に伝わったまげわっぱの技術。
その製法が今、そそぎ工房、淋(そそぎと読みます)正司さんによって球磨村、一勝地に伝えられています。
風合いがあり、食べ物の鮮度を保ち、
お弁当箱の耐久性も一生もの。
絶やしてはならない地方の伝統技術。
それが。この商品に結実しています。
材料はヒノキと杉、
山桜の皮です。
ヒノキは側面の湾曲部分に用います。
杉は天板や底面。
山桜の皮は接合部分ですが、
現在はデザイン的な意味合いで用いられます。
全てがそそぎさんによる手作業です。
ヒノキや杉は丸太から手に入れ、
切りだして板にし、釜で煮て
熱いうちに曲げます。
山桜の皮は年に2回、
山へ行ってはいできます。
それを1年間乾燥させ、水でもどして
なめしていくのです。
そうやって材料を揃え、制作にかかりますが、
作ってみて、そこで板が割れて、材料の善し悪しが
初めて出ることもあるのだそうです。
そうなると、仕入れた木材を全部諦めなければならないとか。
かかった費用もすべて無駄になります。
厳しいモノづくりの現実です。
それでもそそぎさんは製造の合理化を図ろうとはしません。
機械化された制作過程では材料の木の個性に合った
製作が担保できないからです。
そそぎ工房さんによる本物のモノ作り。
是非、ご自身の目で確かめてみてください。