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この道往けば act2

紀伊半島遠征 国道425号 奇跡の大逆転編

2019.12.11 14:49

ラストステージ編から5本のトンネル、3つの橋、2つのダム、1つの滝を越えて、少し落ち着きを取り戻した国道425号。

ここから県境まで、残すところ1つのトンネルしかありません。

瀧トンネル(たきトンネル)

これが奈良県側最後のトンネルです。

なぜかどアップの写真しかありませんでした(笑)。

ちなみに大峰山越えの最初にあった隧道は「滝隧道」。

微妙に住み分けができています。

このトンネルを過ぎれば・・・、

三重県尾鷲市(おわせし)

国道425号の法的な起点にして、今回の探索のゴールとなる市。

御坊市で夢にまで見た尾鷲市です。


そういえば、奈良県では結局、十津川村、下北山村、上北山村と村しか通らなかったなぁ。

田辺市も通ったところは旧龍神村だし・・・。

凄いところ通ってるってのが改めてわかります。

起点と終点しか市がないんだから。

しかし県境もそうですが、物凄い勢いで通行止めである旨が示されています。

三重県は本気っぽい。

工事関連の資材も置かれていて、この先の通行止めが現実のものとして重くのしかかります。

やだなぁ・・・。

こんな立地だからあっても当たり前なのに・・・、

ロックシェッドがあることに感動する!!

国道425号は少しずつ普通の道に戻ろうとしているようです。

当然、三重県側にもトンネルがあります。

八幡トンネル(はちまんトンネル)

実はこの八幡トンネル、奈良三重県境区間で最長の延長(450m)を誇るトンネルです。

まぁ当然照明はありませんが。

崩れてるよぉ・・・。

これは心底怖かったです。

落石の威力をまざまざと見せつけてるわけですから。

あんな太い鋼鉄がひん曲がってるってことは、てぃーだくんの薄い装甲なんて一発で・・・。

そしてこういうのが出てきたということはそろそろ崩落現場と言うことです。

あのカーブを曲がった先で引き返し確定。

迂回開始です。

ああ・・・気が重いなぁ・・・。

ほら引き返し!

ん?

あれ?これ通れるんじゃね??


これは・・・

奇跡の大逆転!!!

通れる!

通れるよ!!

迂回しなくていいんだよ!!!

この時の僕の感動をいったいどのように伝えたらいいか。

僕の拙い文章力では到底表しきれない歓喜に、車内でガッツポーズ!!

しかし僕はここで喜びに水を指す不気味なものを発見してしまいました・・・。

晒し首

彼も恐らく崩落の犠牲者なのでしょう。

しかし不気味すぎるお姿。

まぁ実際は一般人が通らない区間なので、これでも問題ないのでしょう。

小さな橋をいくつか越えながら道は熊野灘に向けて突き進みます。

思えば紀伊水道から始まった今回の探索、日本最大の半島を横断するということの大変さを実感しました。

そして個人的に、三重県と言えばおにぎりシール!!

鞍掛峠石榑峠でも見かけましたね。

やっぱ三重県に入った途端に現れました。

これって県のオリジナル?


次回はいよいよ長かった、本当に長かった紀伊半島遠征国道425号編のグランドフィナーレ!!

最終編へ!!