11月26・28日 毛呂山中学校 開催報告
今回は毛呂山中学校にていのちの授業を行わせていただきました。
とても意欲的な担当の先生のもと、迎えた授業当日。
前日から雨模様となり、お天気が心配されましたが少し肌寒いながらもなんとか雨は止み、着々と授業準備を進めていきます。
今回は26日が7組、28日が13組のベビーゲストさんにお集まりいただきました♪
今までも参加してくださった方、地元毛呂山町の方、生徒さんの学びになれば…と近隣の市の方も多くいらっしゃいました。
中には今年度全ての授業に参加してくれているベビーゲストさんもいらっしゃって、本当にありがたいことです☆
3年生4クラス約140人を対象に行った毛呂山中学校では、11月26・28日の2日に分け、2クラスずつの開催となりました。
毛呂山町では初開催ということで、私たちも俄然張り切っておりました!
体育館と武道場に分かれて授業スタートです!
体育館では妊婦体験を行ってもらいました。
タイトなスケジュールのため時間が心配でしたが、静かに諸注意を聞いてテキパキと動いてくれた生徒さんたちのおかげでスムーズに進行していきます。
階段の上り下り体験・洗濯物たたみ体験・寝返り体験、これらの合間に靴の脱ぎ履きもしてもらい、前かがみになったりしゃがんだりする時のお腹の感じを体感してもらいます。
サポート役の生徒さんが手を貸していたり、声掛けをしていたりとできることを探して実践している姿が印象的でした。
授業の始まりと終わりには体育館マットの準備と片づけを生徒さんたちにお手伝いしていただきました。
時間を気にかけながらも、妊婦体験セットをきちんと畳んで返してくれる生徒さんがとても多く、素晴らしいなと感じました。
先生方も授業が円滑に進むようにと動いてくださったり、生徒さんとともに妊婦体験をしてくださったりとご協力いただき、本当に感謝しております。
武道場では赤ちゃん交流体験を行いました。
赤ちゃんが過ごしやすい環境を…と、先生方が大きいストーブを出してくださったり、生徒さんたちは赤ちゃんが過ごす為のマットを消毒するなど、準備をしてくださいました。
そして交流スタート。
いざ赤ちゃんとお母さんを目の前にして緊張感が漂っていましたが、可愛い赤ちゃんに触れ、自然と笑顔がこぼれていました。
抱っこして感じる重み、ぬくもり、柔らかさ、力強さ。
自分の手足と赤ちゃんの手足を比べてわかる、赤ちゃんの小ささ。
お母さんと話してみて初めて知る、子育ての事。
教科書には載っていない、1人1人の赤ちゃんの事、家族の事を知ることが出来たと思います。
自分も小さいときこんな風だったのかな…記憶にはないと思いますが、思いを巡らせたかもしれませんね。
お母さん達は初めて赤ちゃんを抱っこした時の気持ちや、今まさに奮闘中の子育ての事を、それぞれの言葉で伝えてくださいます。
共通して伝わるのは、1つのいのちを懸命に、そして愛おしい気持ちを持って育てているという事ではないかと思います。
交流の部屋にはそんな赤ちゃんとお母さんと生徒さんの暖かい雰囲気が溢れていました。
中にはお昼寝タイムですやすや眠る赤ちゃんや、ハイハイやつたい歩きが楽しくてお散歩する赤ちゃんもいます。
ありのままの姿で居てくれること、そこからたくさんの事を、生徒さんは感じ取ってくれているはずです。
寝顔の可愛さを間近に見る、つたい歩きの赤ちゃんの手を取って一緒に歩く。
ハイハイの赤ちゃんには段差に気を付けてと声をかけてみる、泣いてる赤ちゃんにはお気に入りの絵本を読み聞かせてあげる、、など様々な関わりを目にしました。
今回の赤ちゃん交流体験で印象的だったのは、終わったあとのお母さん方の感想の中に、交流した生徒さんから"いのちを感じた"と言われたという一言でした。
その赤ちゃんは交流中泣いてしまったそうですが、そこにいのちの力強さを感じたのでしょうか、まさに実際に触れてみたからこそわかることですね。
そんな貴重な体験を、今後も1人でも多くの生徒さんに届けていきたい、と改めて思いました。
最後にいのちの講話を聞いていただき、授業は終了となりました。
誰一人おしゃべりすることなく、真剣に聞いてくださっていました。
代表生徒さんからは「自分は周りに愛されて育ってきたということがわかり、自分自身も友達も大切にしようと思った」という内容の言葉を頂き、こちらが伝えたかったことをきちんと受け止めてもらえたのではないかなと思える授業となりました。
今年度ご縁がありまして授業を開催させて頂きました中学校、高等学校の先生方、ご依頼頂きありがとうございました。
今後も良いご縁が続く事をスタッフ一同願っております。
また、ベビーゲストさん、授業のお手伝いをしてくださったスタッフさん、たくさんの方々にご協力いただき、授業を行うことが出来ました。
本当にありがとうございました。
また来年度、多くの方にベビーゲストとして、スタッフとして、ご協力頂けたら幸いです。
そして、授業で使用する腰ベルトタイプの抱っこ紐のご寄付もまだまだ募集しております。
活動の趣旨に賛同頂ける方は、色々な形でぜひ授業に携わってみませんか?
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ぜひチェックしてみて下さいね。