思考があちこちへ飛んじゃう僕へのアドバイス
僕もよく思考が飛ぶんです。
文章題なんか読んでて、「このお店安すぎない?」とか「A君食べ過ぎ」みたいに、問題解決に関係のない余計なことが頭に割り込んでくる感じ。
『ヤバい集中力』風に言えば、獣の仕業ですね。頭の中で調教師が慌てている姿が目に浮かびます。獣はついつい新しい刺激や面白そうなものに反応しちゃうんです。すぐそっちを向いちゃう。
別に考えを巡らしたり空想や妄想を広げることは悪いことではありません。でも、テスト中や大事な練習中に思考をあちこちに飛ばすわけにもいきません。
そうそう、行動と同じで、思考もコントロールすることが大事なんですよね。
今日は、僕から僕へのアドバイスを折角だからここにも記しておこうと思います。何処かで誰かの参考になれば幸いです。
まずは観察せよ
いいかい、まず自分の思考の移り変わりを観察してみよう。例えば…
「文章の中のハンバーガーに反応した」→「頭の中にマクドナルド出てきた」→「ポテトとハンバーガー食べたい」→「さらに読み進めて驚く。え、ハンバーガー700円って高い!」→「あ、でも良いハンバーガーだとそんぐらいするか。辻堂のハンバーガー屋さんそうだったもんな、美味しかったけど」→「辻堂!?そういえば辻堂のテラスモールであれ買わなくちゃいけないんだった」
みたいな感じ。そうそう、こうやって言語化できると最高だね。
そんな風になるべく多くのパターンを観察しながら、自分の思考を客観視することが大切なんだ。自分を観察しながら、「あ、食べ物の話に食いつくな」とか「文章題が苦手っぽいものだとすぐ飛ぶな」とか、傾向がわかってくるといいね。
自分を観察するのって、慣れるまでは少し大変だと思うけど、慣れてくれば他のことにも大いに役立つよ。現在地を知り、ゴールから逆算する。大体の目標達成のプロセスってそんな流れだから、自分を客観的に見る力ってすごく大事。現在地を的確に判断しなくちゃだからね。
それによって、やるべきことが見えてくる。
意識せよ
観察して、「直したい行動」がもしも見つかったら、その直したい行動を修正する意識を持とう。
意識の力っていうのは、とてつもなく強い。動画でも説明しているから気になったら確認して欲しいんだけど、とにかく意識も無意識も総動員で、直したい行動の修正に取り掛かるんだ。
例えば上記の文章題を読んでいる間に思考脱線の件だったら、文章題を読んでいる自分に、「余計なことは考えない」意識を装備するイメージ。
最初のうちはね、まぁ沢山負けるけど、これまた繰り返していくと面白いことが起こるんだよね。それが最終段階。
いい?とりあえずまずは意識してみること。
行動や環境を修正せよ
意識することが続くと、負けて落ち込むことが多くなると思う。いやいや、先に言っておく。落ち込まなくていいよ。いくら強いと言っても、僕らの意識に自分を変える力はない。
その力を持っているのは、行動だ。考えているだけじゃ、世界は変えることができない。やらなくちゃね。
観察して、意識をすると、何が問題なのかよくわかってくると思う。上の件の場合は、空腹が原因かもしれない。何か口に入れて腹を満たしてから読めば思考のジャンプはなくなるかも。
同様に、行動と環境を変えることで解決するケースは多くある。スマホを触っちゃうなら、遠くに置くとか。寝ちゃうなら、ベッドがないところで勉強するとか。忘れ物が多いなら、メモをするとか。
大体の場合は、面倒くさがってそこまでやらないから、「直したい行動」が直らない。行動を変えるって結構パワーいるからね。体調はもちろん、今までの成功体験とか引っ張り出してきて心のエネルギーも満タンにした後に試みると良い。
もちろん、人によってはそれでも直したい行動が直らない場合がある。でも、それがわかったなら手の打ちようがある。そんな自分との付き合い方を、改めて考えてみれば良い。ここでも先に伝えておくよ、全然落ち込まなくていい。
どんな短所も、ひっくり返せば長所になる。だから、自分が見つけた「直したいところ」は、実は自分の素晴らしいところかもしれない。そのことは忘れずにいよう。
変わっても、変わらなくても、君は居るだけで素晴らしい。それは変わらない。
大事なのは、チャレンジすることだ。
チャレンジといえば、『勉強犬作文コンクール』というものが開催されているらしい。どうだい、文章を書くってことにチャレンジしてみないか?
また思考があちこちに飛んでしまいましたが、よしとしましょう。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
観察→意識→行動ね。もう行動から一気に変えちゃうパターンもありそうですね。