kai wakami

満月とごはんと、適当な日記

2019.12.12 10:08

満月。今年最後の満月。

友人のツイートをみて、猫缶を買いに外へ出る。まだ寒さもそこまできつくない。


実家から野菜が届き、1週間ぶりに台所にたつ。

洗い物が苦手なので、できるだけすぐに洗うようにしているが

うっかり忙しかったり体調不良が重なるとあっというまにためこんでしまう。そもそも洗い物の行為自体

すごくへたな気がするので、洗った後はティファールでお湯をわかして食器にざーっとかけて仕上げをする


そうするとすぐに乾くし、器もピカピカになるので、器のためにも自分の精神衛生上もよい

なんとなく大切にしている儀式。



米を炊いて、味噌汁をつくる。人参一本を千切りカッターでさくさくと削り、

ツナ缶と一緒にごま油でいためる。

ことこと静かな音を立てている炊飯鍋の横で、実家から野菜と一緒に送られてきたお歳暮のおすそわけ「牛肉の時雨煮」を眺めながら、そうだな、美味しい米さえあれば、漬物や佃煮だけで十分かもしれないな、と思った。

山形県の漬物が最高に美味しい、というのを出身者や父から聞いていて先日物産展で買った漬物もとても好みで食べきるのがもったいなくてちびちびやっているのだが、

米どころの米のアテに間違いはない。米が美味しいところは野菜もうまい。

自然が豊か。新潟に行ったときも美味しかったものな、なんだか、いろいろなものが。


着地点がまったくわからなくなってきた。

満月、散歩、めし、猫。


家に戻り、猫にごはんをあげ、明日どうしても行かなければならなかった用事を思い出した。


忙しくしないと決めてから、予定がしっかりくっきりと見えるようになった。

まだまだ、どんどん無理はしない。

だれかのツイートでみた、「空気は読むけど従わない」も、大切なことだなと思う。


満月は、新月にたてた願いや思いを振り返る。その区切り。蒔いた種が実る日。

今年最後の満月を、どんな思いでみな見上げているのだろう。


私自身は、特別大きなことがこの半月にあったわけではないが、いままでを振り返り、一年の締めくくりとこれからの希望がみえるようでなんとなく清々しい気持ち。


師走、残り半月、来年に繋げるように

丁寧に生きようと思う。