出来ることが増える喜び。
中学3年は、小テストの中に
佐賀の特色選抜の改題を
入れ始めています。
すでに私立入試を1ヶ月後に控え、
「佐賀の過去問」という名前が
出てくるようになり、
意識が高まってきているように
感じています。
数学については、
佐賀の規則性問題とか、
佐賀の図形問題などはよくできていて、
全国の過去問集にもよく
出題がなされています。
よく練られていて、難しいものも
あるんですよね。
小テストは、佐賀県の傾向に合わせながら
全国の難問を織り交ぜて、私が
彼ら彼女らの理解に応じて作った
バーのマスターが作るカクテルのような
問題群となっており、小テストだけを
丁寧に復習するだけでも
かなり力がつくように作っています。
ですから、よく復習する子は
どんどん解ける問題が増えており、
解説を読んでも、
「小テストで問われてたやつだ…
なんで応用できなかったんだろう…」
と、とても悔しそうにしています。
指導は、流れ作業ではなく、
君たちの学習も、
ベルトコンベアのような
ものではありません。
一つ一つが意味をなしており、
君たちに常に投げかけられている
テーマであり続けているのです。
私は、解けない問題があってよいなど
一ミリも考えていませんし、
全て正答できるはずだと、
そうできるようになるはずだと
信じて出題をしています。
できていないものがあるとしたら、
授業の理解不足、認識の軽薄さ、
向き合う時間の短さが
そのまま現れていると言っていいですし、
それを改善して次に活かす喜びを
持てるはずです。
この年齢になって、指導者を信じて
学ぶなどというのはなかなか
難しいことなのかもしれませんが、
素直さと努力は、時に奇跡的な伸びを
もたらします。
一旦信じて、集中して小テストの
復習に力を注いでみてください。
難問を解く時に一歩及ばない、
そんな足踏みが改善される一手が
テストの中にたっぷり
仕込まれていますから。