炉開き
炉開き
11月の亥の日、畳の炉が開けられ炉開きが行われます。
炉開きは茶人の正月とも言われる大切な日。
その大きな理由はのひとつは、
お抹茶の新茶を点てて頂くからです。
今年の炉開きは、特別な一日になりました。
今年の炉開きで使うお抹茶は
お茶銘が「三日月茶」 。
お詰めが 和茶園。
なんとお茶銘に、三日月茶道教室の名前がついているのです!
その理由は、和茶園 植田さんご夫婦のご好意によってお抹茶プロジェクトが始まったから。
一年前の炉開きの日、植田さんから提案されたのは驚く内容でした。
「和茶園の一画に三日月ファームを作りお抹茶を育て、それを一年後の炉開きでみんなで頂くのはどうですか。」
まさか、お教室でお抹茶を作れるなんて!!ということでお抹茶プロジェクトが始まりました。
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お抹茶プロジェクト開始♪
2018年12月 三日月ファーム決定
2019年3月
みんなで桑でお仕事
2019年4月
肥料作業
2019年5月
お茶摘み
お茶摘みは、新芽の育ち具合をみていっきに行います。育ちすぎるとお茶の味が変わるので1分1秒の勝負です。これは素人では足手まといです。和茶園さんが行ってくれました。
2019年11月
茶葉をつみ、半年寝かせて、ようやくできたお抹茶。
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こちらを炉開きで頂くことになりました。
お弟子さん達とお世話した茶葉が、お抹茶になるなんて・・!
感激です!!
とはいえ、私達がお世話をしたのは365日中たったの数日。
このお抹茶の美味しさは、和茶園植田さんが持ち続ける熱い思いを
365日ずっと夢をもち続けてくださっているので私達も頂くことができます。
次回、炉開きのお茶会の様子をお伝えします。