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英語学習&留学お悩み相談室

留学会社について学ぼう!

2019.12.11 05:20

・留学会社はどんな所?

→留学を希望している方に情報提供と現地で必要になるサービスを手配代行する所です。


・留学会社の業務とは?

→学校・求人の紹介、適性検査、受け入れ先との交渉、滞在先手配、航空券手配、支払い代行、保険加入手続き、現地サポート、渡航前レッスン、営業など


・留学会社のスタッフは誰?

→手配員(通常カウンセラーと呼ばれる)、現地コーディネーター、事務員、外国人講師


・留学会社のカウンセラーはどんな人?

→多くの方が留学経験者です。どのような形でどのぐらいの期間、留学していたかは会社によって採用条件が異なるためまちまちです。仕事の幅も会社によってさまざまです。営業から手配まで一人で行っている会社もあれば、カウンセリングと事務作業は完全に分業制となっている所もあります。ほとんどの会社が安月給であり、長時間労働及び重いノルマ、年中無休を強いています。それでも留学の素晴らしさを伝えたい、海外と関わっていたい、他に職が見つからない、などの理由により従事をしている方がほとんどと言えます。


・留学会社の種類

→留学会社は渡航目的によって選択するといいでしょう。その会社によって得意分野があったり、手配できるプログラムの範囲が異なるからです。


総合会社→正規留学や語学留学といった王道からワーキングホリデーやインターンシッププログラムまで多種多様な留学プログラムの手配が可能な大規模留学会社のことです。扱う国の幅も広いです。反面、悪質な業者が潜んでいる可能性が高いとも言えます。

正規留学専門会社→小・中・高・大の正規留学のみを取り扱う会社です。会社によっては小・中のみ、大学のみ、とより限定していることもあります。学校の紹介、滞在先手配、滞在中のトラブル対応などをします。別途、入学に必要な公的な証明書(査証・英語力のスコア)は自分で入手をする必要があります(もちろん手続きに関するお手伝いはしてくれます)。英語力証明のためのスコアを獲得するための講座を開いている会社も多いです。特に小・中学校は現地校へ入学することが難しい場合が多く、交渉は困難を極めます。入学許可を得られるかどうかは会社の腕の見せ所だと言えます。但し、成功した暁には大変な高額を請求されます。

高校・大学は通常、通っている学校の交換留学制度があれば学校を通して行けます。これは単位も認定してもらえるケースもあり、経済的にも助かります。ただ、学内選抜がある場合がほとんどで、結構な倍率となる学校が多いと聞きます。在住の自治体が英語圏と姉妹都市契約を結んでいれば、交換留学制度を設けていることもあります。これも比較的割安で渡航できるためお薦めですが、かなり人気は高いです。留学会社を通せば、他の日本人と比較されることはなく、自分自身を直に評価してもらえるというメリットはあります。また、誰かからの推薦状が必要となった場合に、推薦人がそれを書くことを拒否したとしても、会社が発行してくれることがあります。但し、それなりの代償として費用を請求されることは覚悟してください。

国別専門の会社→その国への留学を専門に手配する会社です。多様な分野に手配可能な所が多いです。

政府系機関→自国への留学生獲得を目的に、その国の政府が運営している留学機関です。非営利な機関も多く、良心的な価格設定です。反面、サービスの質は望めません。フォローが手薄であったり、カウンセラーの態度が冷たい、といった側面があります。

旅行会社→大手旅行会社による留学プログラムです。店頭のパンフレットからプログラムを選び、窓口で手配が可能です。ほとんどのプログラムが語学学校留学です。語学学校への学費とホームステイ代金、及び航空券のセットです。取り扱いは短期のみとなります。現地サポートは留学専門家ではなく、旅行会社の社員です。一般の留学会社とは異なり、旅行業法の下で運営されているため、クーリングオフの対象となります。

語学学校付属→英会話スクールが運営する留学会社です。日系と外資系があります。利用する場合は、渡航先でも系列校へ入学することが前提となります。

NPO法人→非営利で留学手配を行う法人です。その国との民間交流促進のために設立されています。中には後進国へのボランティアや就労体験などユニークなプログラムを持っていることもあります。スタッフは商売気がないため、辛口な意見を平気で述べます。格安なプログラムが多いですが、催行可否や現地でのサポート体制、申し込み条件をよく確認してから申し込みをするべきです。

専門留学会社→技能を磨く・学ぶための留学を専門とする会社です。音楽やスポーツ、美術、料理、芸能といった分野が人気です。

人材派遣会社→勉学ではなく、就労支援を目的としています。現地で募集がかかっている日本人を対象とした求人を案内してくれます。現地までの航空券や滞在先の手配は自身で行う必要があります。

オンラインサービス→現地語学学校への送金サポートのみを行うオンライン上の留学会社です。ウェブにて日本語で語学学校の紹介をしています。航空券と滞在先の手配は自身で行います。

インターンシップ専門会社→海外でのインターンシップを手配する会社です。プログラムの多くはホテルでのお客様(日本人客)対応部門でのお仕事です。その他、クルーズ船や空港、旅行会社、ウェディング業界、介護、美容系が多いと言えます。いずれも現地で行う仕事は日本人客へのもてなしになります。そのまま現地に就職したり、どこかの会社からスカウトがかかることもあるようです。渡航前に受け入れ先と電話面接をして、許可がおりれば出発となります。しかし、ここで受け入れ先より拒否を受ける場合もよくあります。本当に自分の経験・資格で受け入れ先があるのかどうかをよく確認してから申し込むべきです。

個人経営→社長一人で経営しているような小さな留学会社です。経営者の多くは大手からの独立組です。格安なプログラムを提供していることもありますが、現地コネクションがいまひとつなこともあり、催行可否をよく確かめてから入金した方が無難です。


・留学会社を選ぶ基準

→どこの会社を選ぶかを考える前に、まず自分がどんな目的があって渡航を検討しているのかをはっきりさせましょう。その上でもっとも自分の目的を達成してくれる手助けをしてくれそうな会社を絞り込んでみてください。それでも迷えば副サービスで比較をしてみましょう。例えば、帰国後の就労支援サービスやフォローアップレッスン体制の充実度などがそれにあたります。手配にかかる料金表を見比べるのもひとつの手です。気になる会社にはすべて赴いて、直接会って話を聞いて、自分の希望を叶えてくれそうかを見極めることが大切です。


・なぜ留学会社を利用するのか?

→多くの留学は自分自身でも手配をすることが可能です。それにも関わらずお金を払って人にお願いをするのはなぜなのか、をよく考えてみましょう。言わずと知れたことですが、留学関係にまつわる消費者トラブルは多数あります。実際に行政に寄せられるクレームの数は他の業界と比較しても抜きん出ているとも言われています。消費者生活センターや弁護士ドットコムといった公的機関はこぞって「自分で手配することを推奨する」と呼びかけ、留学会社を利用することに対し否定的です。

通常、自分で手配できない類の留学は留学ではありません。そのようなプログラムは存在しないものと考えるべきです。決してお金を支払ってはいけません。

それでは自分で手配することも可能なのに、人にお金を支払ってまで手配をお願いするのはどうしてでしょうか?

逆に自分で手配をする場合を考えてみましょう。慣れない言語を片言で操って、現地の情報をイチから集める必要がありますね。学校に申し込みをして、滞在先の手配をして、銀行から送金します。そして航空券を予約します。保険も入る必要があるでしょう。ようやく渡航したら、現地の空港ではもちろん自分一人です。到着は昼間とは限りません。深夜の可能性も十分あります。バスやタクシーを使って滞在先へ向かいます。運転手さんは移民で英語が上手ではないかもしれません。翌日は早速、学校に登校します。事前に通学経路を調べておかなくてはなりません。学校に到着したら初日のオリエンテーションを受けます。自分で受付に行き、今日からの新入生である旨を伝えます。ここまでが留学の入口です。当然、授業が始まってからもいろいろありますが、それらに逐一、自分一人で対処しなくてはなりません。

公的な機関は「留学するのだから積極性を持って、自分のことはすべて自分でやる、ぐらいの気概がないといけない」と忠告しています。もちろん、異国に滞在するのですから、日本にいる時以上に自分の行動に責任を持ち、気を張って過ごさねばなりません。

しかし、そもそも留学をするのは語学力を向上させたいからであり、そんなに語学が堪能ではないからではないでしょうか?その状態で入学の交渉をしたり、学費を送金したり、不動産契約を結んだり、といった大きな契約をつつがなく成し遂げることは可能でしょうか?また初めて行く国で、知人もいない所で、誰の力も借りずにいきなり生活をすることはできるのでしょうか?勉強をして、生活もしながら、何かトラブルに巻き込まれても誰にも相談できません。耐えられますか?

初めて渡航する国へ完全に自分ですべてを手配した留学生の多くが失敗に終わるという話も耳にします。期間を全うできず、早期に帰国をしてしまう、といった例です。

留学は大きな買い物です。失敗してしまったから、また今度、というわけにはいきません。

確実に成功をさせるためにも、よくよく情報を入手し、じっくりと計画を練ることが大切です。残念ながら、自分で調べられる情報は現在でも限られています。また周囲に留学を経験した人や留学について精通した人はなかなかいません。留学経験者がいたとしても、自分が行きたい国の行きたい都市に行っていた人に出会えるとは限りません。行きたい国の行きたい都市について生の情報を得られる所は、やはり留学会社です。実際にそこで留学していたスタッフが対応してくれますから、知りたい情報を教えてくれます。渡航前にある程度の予備知識を入れて現地へ向かうのと、そうでないのでは雲泥の差があります。安心して渡航先では勉学に励むべきです。そのためには余計な心配や手続きはできる限り省いた方がいいと言えます。そのお手伝いをするのが留学会社です。上手に利用すればトラブルになるばかりではないのも事実です。

重要なことは自分の目的を叶えるためにもっとも適している会社を見つけることです。残念ながら、留学会社の中には悪質な業者も含まれています。騙されないためには、業者にすべてを丸投げにしてしまうのではなく、自分の留学プランを自分自身で積極的に作る姿勢を持つことです。「手配をしてもらうためにお願いをする」のではなく、「自分の欲しい情報を的確に教えてもらうために利用している」と考えましょう。

もっと言ってしまえば、そこで聞いた情報をもとに自分で手配ができそうだ、と感じたのであれば、その会社を利用せずに自分で手配したっていいのです。但し、仮に自分で手配する場合でも、現地で相談できる場や現地から日本に相談できるようなコネを必ず作っておきましょう。そのためにはすべてのことを自分一人の中で進めてしまうのではなく、第三者の相談機関を持ち、自分の状況を共有してもらうことが重要です。


・留学会社の経費

→賃料、賃金、宣伝費等


・留学会社の収益源

→申込み金、手数料


・留学会社の成り立ち

学校の場合

         お客様

   手配依頼・入金↓ ↑ 紹介

        留学会社 ⇔ 学校

            手数料支払

            手配・入金代行


インターンシップの場合


        お客様

    応募・入金↓ ↑渡航手配・求人紹介

        留学会社

交渉・買収・入金代行↓ ↑条件の提示・審査

        求人元


・留学会社のお金の流れ

→お客様から入金されたお金は会社によって以下のような流れとなります。どちらの形式かはその会社によって異なりますが、その内訳をお客様に開示してくれることはまずありません。


    いただいた学費分そのままを

留学会社   →      学校

    即、100%入金


  いただいた学費を一旦、 ↓としてプール

留学会社 → 留学会社の貯蓄    → 学校

       ↑の中から時期が来たら・・・↑へ支払う


・留学会社を使うかどうか迷ったら・・・

→自分で手配できない留学は留学として成り立っていないという点をまず念頭に置いてください。その上でなぜ留学会社を利用するのかを考えてみましょう。


・留学会社を使うメリット

→言葉の壁を解消してくれる/学校+滞在先+航空券+旅行保険をセットで予約できる/同じ会社を利用している同士と出会え、現地で支え合える/トラブル発生時の相談先になる


・良質な留学業者の共通点(すべて当てはまっていることが条件)

メリットばかりを強調しない/必要な英語力に対して妥協しない/渡航を急かさない/時には「本当に渡航するのか?」という問いもする/契約を急がない/料金体系が明瞭/「至れり尽くせり」のサービスを売りにしてない/特定の学校をやたらと宣伝しない/こちらの都合に合わせて支払いを待ってくれる