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キャンピングカーにリチウムイオンバッテリーってどうなの?

2020.01.09 01:46

ロゴス福袋で新しい幕を購入しました。設営も思ったより簡単にできるので、イベントなどで活躍してくれるでしょう。

さて、最近キャンピングカーでも少しずつリチウムイオンバッテリーをサブバッテリーとして搭載するケースが増えてきました。

レジストロアウルを製造しているミスティックプランニングもリチウムイオンバッテリーをオプションで搭載することを発表したばかりです。

我が家のレジストロアウルにもリチウムイオンバッテリーがサブバッテリーとして搭載されていて、使用レポートを以前載せていました。

私達が車種を決めるのに重視していたのが、リチウムイオンバッテリーを搭載できることでした。


しかし、何社かのメーカーに問い合わせをしましたが、リチウムイオンバッテリーの搭載について軒並み断られたのです。

理由は安全性が保証できないからということでした。


たしかにリチウムイオンバッテリーは鉛バッテリーと比べると不安定な部分もあり、モバイルバッテリー等の発火事故も実際に発生しています。


ただ、リチウムイオンバッテリーの特性をしっかりと理解して安全に使うように気をつければそんなに怖いものではないと考えています。(念のために消火器を積んでいます)

現在、キャンピングカーに搭載されているリチウムイオンバッテリーはほぼリン酸鉄リチウムイオンバッテリーではないでしょうか?

私達が使用しているオンリースタイル製のバッテリーもリン酸鉄リチウムイオンバッテリーです。




リン酸鉄リチウムイオンバッテリーは他のリチウムイオンバッテリーと比較して、

①重量が重い

②エネルギー密度が低い

③リチウムイオンバッテリーのなかでもやや高価

といった弱点がありますが、

高エネルギーを詰め込まないので、他の方式のリチウムイオンバッテリーと比較して安定している。

つまり発火、爆発等の暴走をしにくいという特徴があります。


携帯電話のモバイルバッテリーとは方式が違うので、リチウムイオンバッテリーの中では重いのですが、それでも鉛バッテリーに比べると軽量でエネルギー効率に優れているのです。


去年は猛暑で夏にキャンピングカーでエアコンをつける機会が本当に多かったです。

日中に車を止めると、マックスファンを回していてもどんどん車内の温度が上昇していきます。

そんな時に、余裕を持ってエアコンを使えるということがこんなにありがたいことなのかと身に染みました。

これからリチウムイオンバッテリーを搭載する車種がどんどん増えてくると思います。

多くのキャンピングカーでの採用が増えてくると価格も下がってきて、さらに良いものが出てきます。リチウムイオンバッテリーのこれからに期待していきたいですね。