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紫藤会

第6回「諸君、狂いたまえ」瀬古清太郎(サシン日本センター事務局秘書)

2019.12.13 17:05

■藤岡先生との出会い:藤岡先生とはご縁があって、つきあいも古く、昔から良くしてもらっています。今の仕事も、私がイギリス留学中に紹介してもらいました。


■藤岡先生から感銘を受けたフレーズ:この人は吉田松陰の末裔かと勘違いされるくらい、幕末の知識人の言葉を引用されますが、そのなかでも最も印象的なフレーズは。「諸君(皆さん)狂いたまえ(目を覚ましてください)」です。ここで狂気とは、いささか物騒な表現ですが、常識や固定観念にとらわれることなく、一心不乱に自分自身が信じる道を突き進むことこそが正しい生き方とする吉田松陰の考えを端的に表しているように思います。藤岡先生も何か目標を設定すると他のことにわき目を振らず、猪突猛進するところがあるので、とても自分が真似できることではないですが、よく的を射た表現だと感心させられます。


■自分の決意:これまで自分の為だけに、好き放題生きてきたので、少しは他人のために、社会のために、何か役に立てることができればと思っています。今の時代は藤岡先生のような人が必要です。藤岡先生は、それぞれのステージで、いつも周りから優秀だと言われてきましたが、実は他の人が休んでいる間に相当努力をして、たとえば、通常の授業でさえも、同じことを話すと学生に悪いからと、いつもぎりぎりまで、実直に準備をしてきた人です。もちろん、学生に接する時は、いつも笑顔を欠かさず、ユーモアに満ち溢れています。私はそれをそばで見てきました。藤岡先生がここまでこれたのは人並みならぬ努力の賜物で、これまでの歩み、取り組み、そしてその「雑草魂」を多くの人に共有することができれば、そのなかからまた第2、第3の藤岡先生が生まれてくるかもしれません。ささやかではありますが、それは僕にもできる社会貢献だと思っています。