滋賀県道285号中河内木之本線 衰え逝く道編
前回から続く、この面白みのない道(失礼)。
写真のぶれさえ、蜃気楼に見える炎天下の中の行軍には堪えます。
しかししばらくしたらそんな言い分が言えることが幸せだったんだという区間に突入します。
その前兆は気付く人しか気づかないレベルでやってきました。
七々頭トンネル(ななずトンネル)
そして間髪いれず・・・、
明神トンネル(みょうじんトンネル)
トンネル、橋、トンネルという組み合わせは山奥で良く見る光景。
つまり広い谷裾を走っていたこれまでの道は、いよいよ終わりの時が近付いているということを示します。
しかしこんな真新しいトンネル、当然ありますよね。
一段低い位置に旧道!!
かなり行きたかったんですが、体力面を考慮してやめときました。
てかここは車でも来れる場所なんだからいつでも行けるんだよ!
問題はこの先のゲート内がどうなってるかだ!!
そして木之本側最終有人集落、菅並に着きました。
夏休みで里帰りしているのか子どもの声が響く、20年前の夏休みの光景がそこにありました。
麦わら帽子に虫取り網で河原を闊歩する子ども達。
保育士としてとても微笑ましい光景が見れました。
あれはまさしく橋台!
唐突に発見しすぎて前後を撮っていないのが悔やまれます。
位置的に中河原橋の旧橋と見られます。
橋脚は撤去されたのでしょうか?
トラスとかだったら面白いけど、さすがにそれはなさそうだな・・・。
ここも後日、旧道探索として来るとしましょう・・・。
こちら側には何も残っていませんでした・・・。
と言おうとしたんだけど・・・、左端のアレ・・・、
あれ親柱じゃないの???
もしあれが親柱だったとしたら、完全な見落としです。
写真にまで写ってるのに・・・。
やっぱ多少熱中症の症状もあったんでしょうかね?
この区間が一番炎天下だったし・・・。
これは要確認!!
しばらく行くと行き止まりのような交差点が現れました。
写真に写っている左の道は見てのとおり、
漂う未成道臭・・・。
この先の区間を迂回するバイパスを作りたい気持ちが伝わってきます。
まぁこの道はいずれ完成するでしょう。
そのお隣は・・・、
漂う旧道臭・・・。
僕の手持ちの地図ではこの辺りが相当あやふやに書かれてまして、現地で見て道を判断しようと思ってたんですが、第一候補はこいつで決定ですね。
そして見どころ多すぎの最後の選択肢。
漂う険道臭・・・!!
ここにきて夥しい数の看板でビビらせにきやがった。
だがここで引き返しては男が廃る。
というか、何の為に炎天下にここまでチャリ漕いできたんだってことになる!
しかしまずは落ちつけ自分。
まずは第2ステージ終了だ。
ちょっと一息つこう。
しかし気になるこのトンネルの名前・・・。
何の縁か所縁かがあってこの名前なんだろう。
北海道トンネル(ほっかいどうトンネル)
謎すぎるな・・・。
しかし折角行くんだし、新しそうなトンネル通っても面白くなさそうなので、旧道の方を行くことにしました。
まぁこの道が北海道トンネルの旧道であることはもう確定でして・・・。
ほら確定!
もしかしたら今も県道指定は外れてないのかもしれませんね。
ヘキサポールが真新しいですし・・・。
そして、明らかに道の格が落ちました。
恐らく工事が入るまえまでは、ここまでの道もこのレベルだったのでしょう。
そしてここから起点付近までは、延々とこの道が続くということ。
どんどん衰えています。
期間 未定
・・・通す気あんのか??
通す気ないな!!
これが第2ステージまでの地図。
探索対象の距離的な行程としては半分までは来たでしょうか。
しかしゲートが登場したということはそういうことです。
戦いの時は次回!!