滋賀県道２８５号中河内木之本線 祟りの村編
ごくごくごくごく・・・ぷはー！！
生き返る！！
どうにか生き伸びれそうだ！！
前回最後に発見した水場はまさに命の水を僕に与えてくれました。
毒を食らわば皿まで。
この水を空になったペットボトルに汲んで行こう。
お腹痛くなったら、最悪する場所はいくらでもある！！（下品）
廃村 鷲見（わしみ）
水場の先はすぐにここに出ます。
この廃村はこの一連の丹生川渓谷廃村群の中心として語られる場所でもあります。
実はここ、あの誰もが知る有名な映画のロケ地となったのです。
川沿いの古式ゆかしい集落が続く光景が特徴的だった鷲見集落。
今のこの状況からそれを想起出来る人は皆無ではないでしょうか？
「八つ墓村」
１９７７年公開のサスペンスホラー映画です。
「祟りじゃ～！！」は生まれる前の僕でも知っている映画史上に残る名セリフかと。
本ロケ地は岡山県で行われたそうですが、（原作小説のモデルが岡山県の津山事件です）回想シーンでの３２人殺しのロケ地がここでした。
鷲見川沿いに立ち並んだ余呉型の古民家は今は影もありません。
夏草に覆われた過去の街並みは切なさと儚さが同居する、なんとも言えない空気感を醸し出していました。
鷲見橋（わしみばし）
高時川へそそぎこむ支流の一つが、先述した鷲見川です。
これだけ見ると廃橋と言われても納得しちゃいそう・・・。
鷲見を過ぎると明らかに道がさらに悪くなります。
というかこの両側の黄色いの・・・、かつてはチェーン張られてたんじゃないのか？
先行き不安です。
小石が増えてきてクロスバイクには気が抜けない道が続きます。
この辺で軽トラのおっちゃんとすれ違いました。
ダム関連の工事の人？
それとも県道直そうとしてるのか？
国道４１８号のアレ程ではありませんが、この道で人とすれ違うとかなりびっくりします。
結論としてはこの辺りが一番道が悪いです。
離合場所なんてええもんはありません。
路肩がちょっと広い所で強引にすれ違うしかないです。
なかなかやってくれるなこの区間・・・。
丹生川渓谷といわれるこの辺りの高時川。
アクセスさえもう少し良ければ、ＢＢＱする人も大勢いそうな河原も多くあります。
ただ四輪車でもここに来ようとするのはちょっと気合いが必要かも・・・。
ドライブだけでもちょっとしたアウトドアですね・・・・。
古呂立橋（ころたてばし）
変わった名前ですが、何か由来があるんでしょうか？
気になるところです。
そしてこの橋を渡った先でついに現れます。