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この道往けば act2

紀伊半島遠征第9弾 新長峰峠 後編

2019.12.15 02:28

全国には時々あるんですよ。

名前のない名峠というやつが。

個人的にここはツボ。

名無しにしておくにはもったいない!

看板類の充実もポイントの高いところ。

路線全体に少ないおにぎりもここには存在しているというのも素晴らしい。

何よりⅤ字形の峠は僕の最も好きなシルエット!

いいよ!!

振り返って見た峠。

個人的には海南市側からの眺めの方が好きだなぁ。

やっぱ岩肌がいい。


そして、ということはここはもう別の町に入ったということです。

有田郡有田川町(ありだぐんありだがわちょう)

ここは言うまでもなく、お隣の有田市や他の有田郡の町と共にあの果物の王国です。

MIKAN KINGDOM

僕、29年間ずっと「ありたみかん」だと思ってたんですよ。

正解は「ありだみかん」だったんですね。

有田の皆様、失礼しました。


ちなみに写真はもうちょっと有田川町内に下ったところです。

ただ本当にどこもかしこもみかんだらけでした。

やっぱ本場は凄いわ。

峠近くにはお地蔵様もいらっしゃいました、

やっぱりちゃんとした峠じゃないか。

もしかしたら本当のお名前があるのかも・・・。

もしご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください。

センターラインこそありませんが、そこそこ広い有田川側。

しかし相変わらずすれ違う車はありません(汗。

もともと標高は300m程でそれほど高くなく、前述の高原型の特徴から峠近くまで人の手が入っています。

まぁ峠手前が牧場ですからね。

それも納得です。

ある程度下るとみセンターラインが復活!

しかしこの峠、地味に長いので注意が必要です。

思ったより時間がかかってます(笑)

なんか平坦な場所が多いので、たまには峠っぽい写真も(笑)

狙ってとらないと峠らしくならないほど、勾配は緩やかです。


この辺りは長峰山脈(ながみねさんみゃく)と呼ばれる、紀伊山地の支脈です。

標高800~400m程度の山々が連なっていて、和歌山県の北部をさらに南北に隔てています。

ここには先述した長峰峠(ながみねとうげ・レポ未)や白髪峠(しらかみとうげ・レポ未)などを使って、街道もとおっていました。

ここもそんな道の一つだったのでしょう。

眼前には雄大なる紀伊山地の山々。

支脈をクリアしたら次はいよいよ奴に挑みます。

武者奮いが来たぞ!!

うん、その気持ちはよくわかる・・・。

ただ先に425じゃないかな・・・。

時折道は細くなりますが、すぐ復活します。

みかん畑の木で青看が半分くらい見えませんが仕方ないのです。

みかん畑には代えられませんから。

海南側でも見た石垣の擁壁がここにもありました。

この石垣が作られた時代から、この道は舗装された程度しか変わってないかもしれませんね。

うまく撮れなくて申し訳ありません(笑)

国道425号でも発見した、余りにも自信のない道路標示。

ここは国道なんだそうです。

国道425号は確かにわからなかったけど。

ここはそうでもないだろ!!

町に降りてきました。

しかし町内もそこかしこにみかんが植わってます。

イメージ戦略徹底してるな!

敦賀も見習いたいもんです。

読み取れませんでしたが、時代を感じる石碑がありました。

やはり街道筋なのは間違いなさそうです。

しかし道端にこういうのが残ってる町並みっていいですね。

今後も大事にしていただきたい。

そして噂の国道480号にぶつかってレポは終了。

思ったより国道480号まで遠かったぞ!

・・・そんなけ道がないってことか・・・。


なにはともあれ、これで以前レポし損ねたあの道に近づきました。

ここからは国道424号に連れられてあの峠の麓に行くだけ!

首洗って待ってろ!!


以上、紀伊半島遠征第9弾 新長峰峠編