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この道往けば act2

滋賀県道336号塩津飯浦線

2019.12.15 04:01

国道8号旧道シリーズ滋賀県突入!!

これまで福井県内、特に敦賀近郊をレポしてきた国道8号旧道シリーズ

しかし今回、満を持してお隣、滋賀県にも食指を伸ばします。

正確の言うと佐和山隧道賤ヶ嶽隧道が旧国道8号ですが、そこはまぁ特異点ということで。

まずは軽く現役県道になっているところから行ってみましょう!

長浜市(ながはまし)

平成の大合併で一気に陸地面積一位に躍り出た自治体です。

というか湖北地方はもう東は長浜、西は高島でOK。

非常にわかりやすくなりました。


道としては現道がトンネルを穿っている藤ヶ崎という岬の部分の旧道です。

地図上の水色部分はもちろん琵琶湖。

楽しいレイクサイドロードをドライブできそうです!

それではレポスタート!!

ここがレポの開始地点となる交差点。

直進すれば現道のトンネルが控えています。

飯浦トンネル(はんのうらトンネル)

そしてここを右折するのが今回の探索対象です。

地図で見ると旧道っぽいけど、現地で見るとあまり旧道っぽくない道だなこれ。

湖が見えないおかげで余計そう見えます。

しかしなにはともあれ、ここが旧道なのは疑いようのない事実です。

雨の探索も嫌いじゃない。

今回は車での探索ですが、合羽着て藪まみれもおつなもんです。

心の余裕って大事ですね・・・。

滋賀県道336号塩津飯浦線

(しおつはんのうらせん)

それがこの道の名前です。

しかしこの道も存在意義が謎の道。

奥琵琶湖の観光用県道なのかな?

それ以外に特にここを県道指定する理由が見当たらない。

奥琵琶湖(おくびわこ)

正確にここからを奥琵琶湖と呼ぶという呼称ではありませんが、琵琶湖北側をそう呼びます。

京都から見て琵琶湖の奥側ということでそう呼ばれるんでしょうね。

北琵琶湖とも呼ばれますね。

安曇川(あどがわ)と姉川(あねがわ)を結ぶライン以北かな。感覚的には。

湖畔に別荘が立ち並び、風光明媚な景勝地となっています。

同じ長浜市ですが、平成の大合併以前はここが町境でした。

今いる場所は旧伊香郡西浅井町(いかぐんにしあざいちょう)、そしてあの看板から向こうが同木之本町(きのもとちょう)。

広い自治体ではこういうのが目印になるので積極的に設置してもらいたいですね。

やっぱ広いなぁ、琵琶湖。

流石日本一の湖。

通るたびにこのデカさにほれぼれします。

比較的身近なんですが、それでもやっぱり日本一には感動しますね。

見えてきた!

この旧道最大の遺構!!

現道から見えるこのロックシェッド、ずっと気になってたんだよねぇ。

これでまた一つ、気になる物件にたどり着くことができました!

小さいことだけど、「普通にしてたら行くことのない場所」にたどり着いた嬉しさはこの趣味の醍醐味です!

僕も何度かここで食事をしたことがあるので、非常に残念。

何がおいしかったとかいう印象はないんですが、この琵琶湖の最北端という立地からか、とても印象的な休憩施設でした。


奥琵琶湖ドライブイン

2007年に閉館したようです。

印象深い方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?

道の駅あぢかまの里、ここにできなかったのかな・・・?

そしてゴールはもう見えています。

現道に合流して今回の探索は終了。

右折後すぐに、賤ヶ嶽隧道のある滋賀県道514号飯浦大音線(はんのうらおおとせん)へ旧道は移行します。

初の滋賀県での国道8号旧道探索となった今回。

また今後、滋賀県内の旧道を探ってみます!


以上、滋賀県道336号塩津飯浦線編