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なにがどうしてこうなったのか俺はまだわからない

[メルカリ]C2Cコマース(個人間商取引)サービス

2016.04.23 13:00

スマホ上のフリーマーケット「メルカリ」が、熊本震災の支援サイトとして現在動いているみたい。

というより支援サイトになっているという言い方が正しいのかもしれない。

日本ならではのサービスが、いろいろなものの影響で新しくどんどん進化していくかもしれないね。

未来の見える動きだと思えて希望が持てるよ。


メルカリは手軽だがリスクもあるんだよね。

(以下引用)

【安心・安全な取引ができる保証はない】

品質はある程度妥協しても安ければ良い、という考え方ももちろんあります。ただ、例えばルイ・ヴィトンのようなブランド品の多くが、正規品かどうか不明なまま出品されているのも気になります。メルカリがうたう「安心・安全な取引」が、どのように実現されているのか、ややわかりにくい印象も受けました。


【一歩間違えば「出会い系」の新サービス】

安心感を大きく揺るがすようなサービスを、先日メルカリのグループ会社が開始したことも議論を呼んでいます。「メルカリ アッテ」というアプリがそれで、「なんでも募集できる地域コミュニティーアプリ」をうたっています。

「メルカリ アッテ」は、位置情報を利用して、アプリ利用者のいる地域の売買情報やイベント情報を入手し、出品者と購入者が直接会って取引をしたり、イベントに参加したりするというものです。地域のミニコミ誌のデジタル版ともいえる便利なサービスですが、一歩間違えると、いわゆる「出会い系サービス」で頻発したような問題が起こりうることは容易に想像がつきます。

メルカリは、登録時の認証がスマホの機能の一つであるSMS(ショートメッセージサービス)だけで行われます。スマホの登録だけで、「誰でも出品」できることが大きな特徴です。ネットオークションのような年齢制限や住所確認が必要ないので、手軽である一方、問題ある出品者を登録時にチェックする仕組みは備わっていません。

また、落札まで数日間の時間があるオークションサービスでは、運営者による巡回で問題のある出品者の確認が可能ですが、「3分」で売り買いが成立するメルカリのようなサービスではその時間的余裕はほとんどありません。


【メルカリ自体が不正な募集・出品を監視できるか】

LINEはスマホの電話帳機能に互いに登録された者同士がつながっていく、比較的閉鎖的なサービスです。その場でのコミュニケーションは、見知った仲間同士の非公開なものが多く、その特徴こそがLINEモールの利用が広がらなかった一因だと筆者は考えています。個人間商取引では、公開性が求められるのです。

メルカリは、当初から個人間商取引を手軽に行いたい人たちが集まる、オープンなフリーマーケットのようなコミュニティーを築き上げたことで支持を広げています。しかし、そこに集まる人が増えれば増えるほど、ユーザーの自助努力・自己責任だけで「安心・安全」を維持するのは難しくなっていくはずです。

メルカリは、不正な募集や出品をしっかり監視する意向を示しています。その取り組みを着実に進められるかどうかが、新しい分野でメルカリが成功を収めるための鍵と言えるでしょう。