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この道往けば act2

永谷坂峠 後編

2019.12.15 07:55

なかなか長い福井県道・京都府道1号。

今回は前編で京都側、後編で福井側をレポしたいと思います。

峠から道の様子は一変します。

京都側のなだらかさ、穏やかさは鳴りを潜め、荒々しい谷筋を走る峠道へと変貌します。

薄暗いし、峠らしくなってきた・・・。

ここが峠の名前の由来、「永谷」を形作る佐分利川(さぶりがわ)の最上流部。

源流にも近い位置と思われます。

雨のこの日はなかなか迫力ある滝となっていました。

こんな道の状況。

そりゃ崩落崩壊も起こります。

この日も崩れた路肩の補修の真っ最中でした。

雨の中お疲れ様です。

ロックシェッド完備か!!

さすが国道昇格を目指す道。

ある程度の実力を持っているということか。

僕の好物の一つ、駒止さんが大漁です!

景色と似合ってるなぁ。

この景色堪りません。

ヘアピン来たーーーーー!!

これが無いと峠レポって感じがしないんだよ!

終盤に来て盛り上がってきたじゃないか!!

そして狭溢も来たーーーーー!!

福井県側はなかなか本格的な峠の様相。

駒止がいいアクセントです!!

永谷坂とはおそらくこの区間のことを指しているのでしょう。

切り通しなどはありませんが、古来からの難所の雰囲気はあります。

古道もどこかにあるのかな・・・?

ヘアピンは一つじゃなかったのね。

しかしここは雨が似合う峠だなぁ。

というか僕は過去3度この峠を通っていますが、全部雨だったような・・・。

もしかして嫌われてる・・・?

道が平坦になればいよいよ下りきった雰囲気です。

隣の佐分利側も、もはや永谷とは呼べない穏やかさとなりました。

下りきった!!

大飯郡おおい町(おおいぐんおおいちょう)

県道府道1号の実質的な起点となっている町です。

旧町域では大飯町、その最も山側にあたります。

実はこの辺り、いくつも旧道らしき道筋を発見しています。

この橋なんかも怪しいですよねぇ・・・。

いずれチェックだな・・・。

遠くに巨大構造物が見えてきました。

あれは・・・、嶺南で今話題のアレだな・・・。

舞鶴若狭自動車道(まいづるわかさじどうしゃどう)

7月20日に全線開通した今話題の高速道です。

おかげで探索が楽になったよ・・・。

これに乗って帰るわけです。

そしてこの橋を渡った先で今回の探索は終了となります。

福井県側、最初の県道との交差点です。

福井県道16号坂本高浜線

こちらも2つの旧道峠を有する県道。

ここはちょっと気合いいるな。


何はともあれ、福井県の1号を攻める今回のレポは無事終了です。

また一つ福井の県道峠を極めたぞ!


以上、永谷坂峠編