滋賀県道531号藤川春照線 Revenge 血まみれの終焉編
どうすんだよこれ
前回最後の鬼藪。
しかしどうにかしないと先に進めない。
足元はとにかく悪く、倒木や落石が散乱し、その上に草が生い茂っています。
ここはいったん左の山に逃げて迂回しよう!
ずざー!!!
いてぇ!!
いきなりアスファルト!!!
何がどうなった!!??
鬼藪を抜けた先は舗装林道となっていました。
そして何が一番やっちまったかって。
出てきた場所の写真を撮り忘れるという大失態・・・。
補完編やりますね・・・。
そして地図を見てみるとわかるとおり、この場所は本来県道が接続しないはずの場所。
しかし道を再発見し、辿りきることができたということは、そういうことなんでしょう。
地図間違ってます。
間違っているというか誤差というか。
しかし僕が道をロスとした際に別の平場を歩いてただけという可能性もあります。
そこで僕は恐ろしい手段を思いつきました。
我ながらなんて原始的・・・。
坂浅広域農道を戻りながら、
発見した平場に片っ端から突入するローラー作戦!!
怪しいねぇ。
何を隠そうこの道は僕が坂浅広域農道を通行中に東側点線区間の入り口と唾付けておいた道。
位置的にも地図に近い場所にあり、県道の最有力候補です。
これはいい廃道!!
気持ちのいい平場だ!!
明らかに車道として作られたであろう道幅。
やっぱり地図は正しかったのか??
道の雰囲気としては県道確定部と似ています。
このまま先ほどの道のどこかに接続すれば確定なんですが、急に左カーブを始めました。
県道は右方向なんですが・・・。
藪の先に広域農道!!
戻ってきちゃったよ!!
こうなってくると・・・。
この道の存在意義が気になる!!
旧道っぽい線形なんですが、広域農道に旧道も糞もないだろ。
こいつはマジで正体不明です。
作業林道??
何かご存知の方はご一報を!
広域農道から振り返って一枚。
廃林道と言われれば納得ですが・・・。
一部舗装されているんですよ・・・。
一般的な林道でも舗装されるということはそれなりの重要路線ということになります。
そうなってくると林道の線は薄く、何かの旧線・・・?
ここはいずれ、追加調査を敢行します!!
そしてローラー作戦最後のこの道。
坂浅広域農道から東に入る道を狙っているので、それほどローラーしなくて済みました。
ここもなかなか醸してます。
めっちゃ霧出てきた
変なところに連れてかれないだろうな・・・。
霧って遭難と結びつくので探索時にはご遠慮願いたい・・・。
そしてこの時、滋賀県南部伊吹山の魔物が僕に忍び寄っていたとは全く気付いていませんでした。
やはりこの道も左カーブを描いていきます。
この道も外れくさいな・・・。
個人の畑に出て探索は終了。
やはり結論としては、地図が間違えていたと考えるのが無難なようです。
これが点線区間、里山迷路の全図です。
特に注意が必要なのは寺林作業道と鬼藪手前の崩落でしょうか。
ここ以外は気に留めなければ迷う心配はなさそうです。
西からより東側からの方がわかりやすいですね。
探索を終えた僕は左足くるぶしに僅かな痛みを感じました。
探索中は気づかなかった小枝が刺さってるのか?
車についた僕は靴下を脱いでみました。
!!!
出た~~~~~!!!
ヤマビルだ!!
福井には存在しないこの悪魔。
実は初対面でありました。
思わずでこピンで弾き飛ばしてしまいました・・・。
車内のどこかに奴が隠れているかもしれない。
その恐怖で僕はズボンin靴下のまま、米原から敦賀まで運転して足を確認。
よかった。
それ程出血は酷くなさそう。
それに他のところも大丈夫だ。
雨にも濡れたし風呂つかろうかなぁ・・・、なんて思って服を脱ぎ愕然としました。
!!!!!
Tシャツ血まみれ!!!
どうやら奴は僕の完全防備を見越して、足を登り続けシャツとズボンのわずかな隙間から侵入し臍の下あたりを吸血していたようなのです。
くるぶしとは違い、がっつり1時間近く吸血し続けられた傷口からはまだ血が流れ続けていました。
いやぁびびった。
ホントに痛くないんだね。
気持ち悪いので、やっぱ嫌ですが・・・。
オブローダーとして一つ成長したような気もする(笑)
皆さんももしこの付近探索されるのでしたら、ヒル対策は十分に!
雨中、雨上がりの探索は控えたほうがよさそうです!!
以上、滋賀県道531号藤川春照線 REVENGE編