第2次紀伊半島遠征 国道25号非名阪 残酷な現実編
いよいよ狭い状態が普通となってきた国道25号。
一本松ICからも名阪国道は常に傍らを離れません。
名阪国道側では盛大に奈良市への歓迎文句が躍っていました。
こっちはそもそも道自体があまり歓迎されてないようですが・・・。
ここでいったん新旧の国道25号は道を分かちます。
田圃をはさんで離れていく名阪国道、旧道の方が不安げです。
住宅街に入ると狭さに磨きがかかるなぁ・・・。
国道365号を髣髴とさせるこの風景。
時代に取り残された感覚に陥ります。
春日神社(かすがじんじゃ)といういかにも奈良っぽい神社の脇を過ぎていきます。
神社がある道は旧街道の可能性が高い。
歴史ある道ですね。
ここで国道24号から独立してから初めて、別の国道と交差します。
国道369号
紀伊半島横断国道の一つですが、起点が奈良市なので、横断しきってはいない微妙な路線です。
松阪市が終点ですが重複しまくっているので、この道の終点が松坂だと知っている松阪市民はほんの一握りではないでしょうか?
敦賀で言う国道162号みたいなもんです。
そして名阪国道のインターがあるのは、今回は国道369号側となります。
針インターチェンジ(はりインターチェンジ)
西日本最大級の道の駅、針T.R.Sがあることでも有名ですね。
僕は実は一度も寄ったことないんですが・・・。
他の国道にはいいとこ見せようということか。
それとも2桁のプライドか。
交差点付近だけは片側1車線が確保されている!
こういうのは虚栄心とは言わないのかな・・・。
当たり前ですがすぐ狭まりますよ。
もはや予想ともいえない当然の結果です。
もともとはこっちが本線のはず。
本線のはずなのに・・・、
完全に側道扱いじゃないか!!!
酷い!
酷すぎるぞ!!
しかし現実とは残酷なもの。
これが現実。
この現国道25号にはこの程度の価値しかない!!
葛に埋もれたおにぎり・・・。
もはや異形の姿です。
側道と化した道は己の本分を忘れたかのように名阪国道に絡みつきます。
それが当然のようにも見えてしまうのが辛いところです。
ここで丁字路が現れました。
いよいよ真っ直ぐに進むことすらできなくなったか。
左折が正解ですが、右は宇陀市(うだし)に至る県道。
奈良県道127号北野吐山線
(きたのはやません・レポ未)
この奥の市境付近も素敵な道の匂いがするんだよなぁ。
ここもいずれ来たい道です。
そして何気にここからしばらく、この非名阪に重複してくれるかわいいやつです。
他の県道との連絡は非名阪が一手に引き受けてます。
これもこの道がいまだに国道指定をは座されない理由の一つですね。
おお、なんか拡幅しようとしている雰囲気。
地域にとって国道は貴重な資源。
大切にしてほしいもんです。
なんかパターンがわかってきましたね。
名阪国道をくぐると、あれが現れる。
小倉インターチェンジ(おぐらインターチェンジ)
「おぐら」です「こくら」ではありません。
ここは奈良、福岡ではありませんから。
そしてインター付近だけ2車線・・・。
そんな見栄張らなくても・・・。
どうせ狭まるんだから・・・。
この辺りはまさに絡み付くという言葉がぴったり当てはまるほど、頻繁に名阪国道をくぐります。
ややこしいですが、道の規模的には他より上なのでトレースはそれほど難しくはありません。
いやぁ相変わらず長閑なことで・・・
さて、ここで県庁所在地を抜けだし、いよいよ三重県前の最後の自治体へ突入します。
ここまで似たり寄ったりの風景ですこぶるレポしにくいですが(笑)、ここからはまた景色が変わり始めます!