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この道往けば act2

旧北陸本線 刀根隧道 後編

2019.12.15 11:04

剛健なプレートガーダー。

前編最後に発見したこの鉄橋、やはり本体も気になります。

順番的には「笙ノ川第一橋梁」となるのかな?

記念すべき笙ノ川を渡る最初の橋です。

それほど高さはありませんが、上から見るとけっこう怖い。

リベットが撮りたかっただけなんですが・・・。

橋の先には北陸自動車道をくぐるボックスカルバートが。

この先にはどんな景色が待っているのか・・・。

そもそも旧線跡は本当に残っているのか??

キターーーー!!!

これは旧線跡だろ!!

もちろん行けるいとこまで行く!!


これはおそらく隣の畑の持ち主の方が、この土地を手放さなかったからこそ成しえた奇跡でしょう。

旧線跡を畑へのアクセス路としていたからこそ、畑への道として生きながらえているのです。

その証拠がこれ。

ご愁傷様です・・・。

ここから先は廃の領域なご様子。


まぁ分かってたさ。

反対側はああなんだから。

分かってるよ。


皆さん当然、「どうせ行ったんだろ?」とお思いでしょ?

しかし結論から言うと・・・、

行きませんでした。

僕にはどうしても行けない事情があったのです。

この寝てるビー(敦賀弁で女の子)を置いてはいけない!!

く・・・、また後日か・・・。

いや取りず反対側へ行こう。

今なら何か新しい発見があるかもしれない!

ワープ!!!

小刀根隧道が反対側の旧道の入り口。

しかしここで確認せねばならないことがありました。

このガーダーはチェックせねば!!!

長靴を忘れたため、かなり視界が限られるのが残念ですが、やはり同じものと断定できそうです。

そしてその上にある道路も同時期のものと推測できます。

同じ施工かな?

さて闇の世界へ・・・。

振り返って撮影しております。

煉瓦と石巻の境目はこうなってたんですね。

こういう隧道は何度かとおって自然に気づくのがまた楽しい。

煉瓦もいいけどやっぱ石もいい味出してます。

近くで見るとちょっとグロいけどね・・・。

傷跡みたいに見えます。

地球のお肉・・・。

しかし僕は今、のんびり探索してる場合ではない!!

速やかに現地を調査せねば!

今いくぞ!!

まず目についたのは石垣。

これは鉄道時代の法面と考えて間違いないでしょう。

反対側にもこんな谷積みの石垣があればなぁ・・・。

もう一つある用水に架かる橋は・・・、

なんかちょっと違うな・・・。

プレートガーダーじゃないな・・・。

コンクリートガーダーでいいのかな?

しかし橋台を見るにここは改修されたとみるべきでしょうか?

橋台は当時の物・・・?

しかしここで今日の僕の旅は終わりにせざる負えなくなりました。

完全廃道

これは潮時だな・・・。

勝負は冬に持ち越しだ!!

残りのこの未踏区間は冬に持ち越し。

後々の楽しみとしましょう。

今回はルートを確定できただけでも収穫です!

お楽しみに!


以上、旧北陸本線 刀根隧道編