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この道往けば act2

旧国道8号第11弾 岡山ー小河口

2019.12.15 11:06

さて、久しぶりの旧国道8号シリーズ

今回は例によって、探索区間の間をつなぐミニレポとしてご覧ください(笑)。

赤が公開済みの区間、青が未公開区間です。

ぶっちゃけこの2区間、なぜ残ったかというと・・・。

あんまり面白そうじゃなかったんだよね(笑)


しかしまぁ行ってみようじゃないか。

取り敢えず今回は南側、最後の敦賀市内区間を対象とします!

いざ、レポスタート!

さて、またまたやってきた岡山交差点。

なにせ福井県内で唯一の旧1級国道同士の交差点、そりゃ混雑もしますよ。

かなりの特異点ですが、これに喜ぶのはマニアだけかな(笑。


第10弾探索でこの交差点の左側、敦賀市街地側は探索済み。

今回はここを右折します。

敦賀市内では最後の国道8号探索となるこの区間。

しかし旧道は現役で利用されているため、あまりオブローダー的な見どころは・・・。

けれど道漁りが趣味の物として見逃せない区間であるのも確かです。

岡山交差点を曲がったのがこの写真。

七里半越等ですでに登場してますね。

しかし旧道区間はここからすぐに分かれます。

上の写真の歩道橋を越えてすぐの写真。

奥の交差点は福井県道210号の交差点。

ここまでは重複区間だったということになります。

鋭角に左に曲がる道。

これはアレですな。

典型的な旧道の姿

基本に忠実な姿に姿に嬉しくなります。

旧道らしく右へ左にグネグネしながら住宅街を抜けていきます。

離合は可能ですが、この先細くなる予感がしますね。

国道8号現道が踏切を越えるので、当然この展開は予想していました。

久しぶりの友情出演のJR小浜線、それほど本数多くないのに急いでる時に限って引っかかる間の悪いやつです。

間が悪いのは俺か??

だんだんデカく見えてきた舞鶴若狭自動車道の笙ノ川橋梁。

デカいなぁ相変わらず。

賛否両論あるみたいですが、僕はこれは結構好きです。

新しい敦賀のランドマーク的存在ですね。

順調に狭くなっていく道幅。

いよいよ離合も難しくなってきました。


実はうちのお墓がこの辺りにありまして、年に数回この道は利用するのですが、何度か離合で四苦八苦している車を見かけます。

周辺住民でもタイミング誤るのかな?

迷い込む人もいなそうだけど・・・。

何か凄まじいことになっている左の山の斜面。

この辺りの山々には名前がついていませんが(もしついていても市民すら知らないくらいマイナー)、この山の向こう(東側)には敦賀最後の秘境である池河内湿原があり、さらにその奥には大黒山(だいこくやま・891m)が聳える山の世界への入り口です。


ちなみに敦賀から真東へ進むと、

敦賀市→池河内湿原椿坂峠(497m)→大黒山(891m)→ゾンビ県道→ホハレ峠(814m・レポ未)→根尾谷タラガ谷→美並町→火打峠(553m・レポ未)→飛騨金山温泉→奥三界岳(1811m)→越百山(2614m)→駒ケ根市


長野県中央部に位置する駒ケ根市まで延々山奥という地獄を見ることになります。

池河内湿原より東はほとんどずっと500m越え、強烈です。

急がば回れという言葉は本当によくできていますね・・・。


ちなみにそのまま真東に進み続けると、我が国の首都、東京があります。

敦賀と東京がほぼ同緯度だってこと、市民は知らないんだろうなぁ。

写真ではここでどうにかすり抜けとかないとえらいことになるので、踏切だらけになった山の斜面です。

この奥の状況を考えるとこれも納得でしょう。

ここまでくれば残りはあと少し。

いったん離れた喧騒が帰ってきます。

舞若道のほぼ真下で現道復帰です。

現道はこの先で今度は北陸本線を跨ぐため、築堤となっています。

旧道もどうにか頑張って合流してますね。

最後にもう一度北陸本線をくぐれば、このレポでも懐かしいあの地点に帰ってきます。

しかし敦賀バイパスの完成で、旧道の接続地点は完全につぶれてしまったようです。

小河口に復帰。

本来はこのままランプを突っ切って、先の旧道に抜けていたものと思われます。

今となっては何も残っていませんが・・・。


しかしこれで敦賀市内最後の旧道区間をクリアしました。

残す区間も近日公開予定です。

旧国道8号シリーズに新展開はあるのか??


以上、旧国道8号岡山-小河口編