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あさひのDTMブログ

NEUMANN KH80 DSPレビュー最終回

2019.12.15 12:30

本日二回目の投稿です。

neumann controlと格闘してきました。

sonarworksの画像と睨めっこしながらEQをイジイジ。

Q幅の調整とか感覚がわからないので大雑把だけど、

ローカルコントロールとネットワークコントロールを切り替えて

音質を比較しながらの作業。

ローカルコントロール/ネットワークコントロールの自動アライメント

双方に勝ったんじゃね?

って思ったので、またマイクを繋いで測定してきました。


どやああ!w

前回のレビューで気になった箇所を重点的に調整しました。

160hz付近はまだ出すぎてるけど、聴いてわかるくらい大分良くなりました。

自分で作ったプリセットで鳴らすのが一番バランスが良いし、聴いていて気持ち良い。

手動での調整、成功だと思います!


ちなみに前のレビューでDSP臭漂うと表現したのは気のせいだったぽい。

というのも、自動アライメント自体がすごいざっくりとした調整しかしてくれないんだよね。


例えば、部屋の広さとかカーペットが敷いてあるかとか色々質問に答えるんだけど、

スピーカースタンドもインシュレーターも人それぞれな訳じゃん。


自分の場合、自動アライメントの調整が自分の環境に全然あってなかった。

なので逆にバランスの崩れたサウンドになった→DSP臭という表現に至った。

ということで御座います。タブン


160hzは出っ張ってるけど一応モニターに耐えうる

バランスだと思うので、マイクが発売されるまでは

このセッティングで使いながら微調整していこうと思います。ノ


最後に、スピーカー選びについて自分なりに思ったことを書き綴ります。


一定以上のクオリティを持った製品の中からスピーカーを選ぶ場合、

一番重要なのは自分の環境にあってるかどうかだと思ったよ。

(ちなみにSC204は一定以上のクオリティを持った製品の中に入ってる。)

キャリブレーションソフトを使わない且つ、補正機能を内蔵してないスピーカーを買う場合は尚更です。


スピーカースタンド、インシュレーター、吸音材、スピーカー、

これらをまとめて入れ替えるくらいの覚悟で買わないと、

もしかしたらとんでもないバランスで鳴ってるかもしれない。

(それが例えメジャーなyamahaだろうがgenelecだろうが。)


動画でマイク録音した比較動画とかあるけど、あれはマジで参考にならないよね。

スピーカーとしての傾向を把握するのには役立つかもしれないけど、

実際自分の部屋で鳴らしてどういうバランスになるかは、鳴らさないと分かんない。

結局自分の部屋の環境に合うかどうかは、相当な経験を積まないとわからないよね。


そういう意味では、やはりスピーカー側で音質補正を完結できるのは非常に強いです。

自分の知る限り、iLoud MTMとKH80DSPだけなんだけど。

どっちも高価なスピーカーだけど、

部屋の吸音とか本気でやろうと思ったらエライコッチャだし、吸音材もただ貼ればいいって物でもないだろうし。

結果的には安上がりになるのかなと思いました。

いや、正確には部屋の音響特性を改善した上で補正するほうが望ましい・・w


取り合えず、自分がKH80DSPを買った事を後悔することは無さそうです。

資金に余裕がある人は是非KH80DSPを買ってみてください。

(KH80DSPが売れないとマイクが発売されない気がするので宣伝しておく)