CIVB公認 ボルドーワイン講師に選ばれました！

今年5月、ボルドーにて約1週間の研修と試験を受け、C.I.V.B（ボルドーワイン委員会）公認講師に選ばれました。

アメリカ、ブラジル、ドイツ、フランス…と世界各国から集まったワイン講師たちと、午前中は座学を受け、午後はボルドー中のワイナリーを訪問し知見を広げました。

私が訪問した5月5日は、気温が1桁まで下がり朝はコートがなければ寒いくらい。畑に足を運ぶと、春霜が降りたばかりで萌芽したばかりの芽がしわしわになっており、何とも無残な姿になっていました。斜面の方角や標高の違いにより壊滅的な被害を受けた場所もあれば、被害を逃れることが出来た畑もあることを目の当たりにしショックを受けました。

最近、尊敬する先輩から「どんなにボイストレーニングを受けて喋るのが上手でも、実際に経験したことがなければ、産地の魅力は半分しか伝わらないのでは」と指摘されました。今後も出来るだけ産地に足を運び、ボルドーの魅力を伝えていきたいと思います。

印象的な研修だったのが、シャトー・ド・ミラにて食前から食後まで貴腐ワインで通したこと。ソーテルヌやバルサックの生産者がしきりに話していたことは「デザートワインって呼ばないでほしい」ということでした。

朝陽を浴びる「La Cité du Vin」こちらも、今度はゆっくり訪ねたいです。