ダイハツ ミライース エンジン不調 新品部品の不良により焦る

エンジンが調子悪いので見て欲しいとの依頼でした。

引き取りに積載車で向かい、積み込みの為にエンジン始動すると、感触から点火系の不具合と当たりを付けました。

工場へ回送し点検すると、プラグの損耗が認められたのでまずはプラグ交換、恐らくイグニッションコイルも駄目になっていると思が、プラグを変えた後、再点検にてコイルの不具合を点検するという事で了承をもらい作業を致しました。

プラグを変えると、エンジンの不調がさらに分かりやすく出てきたので、やはりコイルの不具合が1番の原因で、コイルの脱着のせいで症状がハッキリと出たんだろう程度で特に疑問を抱かず、馴染みの解体屋に中古のコイルがあったので取りに行き、コイルを交換し、これで終了だろうと修理完了の確認の為にエンジンを始動すると･････････まだまだ不調Σ(°д°ﾉ)ﾉ

ちょっと待て〜いっ!!

どう見ても点火系不良だとしか思えない感触なのにプラグとコイルを交換しても直らないって印象です････････････

まさかのインジェクターか圧縮漏れなのかっ(# ゜Д゜)ｸﾜｯ

インジェクターは点検が容易に出来るものでは無いので、お医者さんごっこ〜（聴診器もといアナログのサウンドスコープ）にてインジェクターの作動音を確認すると問題無いように感じます。

ならばと圧縮圧力を測るとこれも全く問題がない。

とりあえず先入観を捨て、今一度点火系から点検し直した結構、まさかの交換したはずの2番のプラグの不具合との診断結果に･････････(´・ω・`；)

新品の2番のプラグを外した古いプラグの1番まともそうな物を掃除た物と入れ替えると不調が消えました････････････(。-`ω´-)ﾝｰ

どうやら新品のプラグの初期不良の様ですな。

クレーム交換で持ってきてもらったプラグを付けて問題が無いことを確認して作業します終了。

まさかの新品部品の不良により余計な手間が増えた残念なパターンでした。