春の揺らぎ肌には「守る編」
今回は、『春の揺らぎ肌には「バーム編」』の続き、「守る編」です。
何だかんだで「春の揺らぎ肌」だけで3回も…。
そんなに書くことあったっけ?という感じですが、
残りのアイテムについて書いていきたいと思います。
左から
*MiMCの「エッセンスバームクリーム」
*ン・セー×リ・アロマ 「クロモジの香りのシアバター」
*ニールズヤード 「カレンデュラクリーム」
㊧MiMC 「エッセンスバームクリーム」 8g ¥3800
主成分:
ハスエキス
肌のキメを細かく整えて、潤いを与える。
ザクロ種子油
肌に潤いを与えて、肌荒れを防ぐ。ザクロは、エイジングケア効果で注目のフルーツ。
モモ葉エキス
古くからあせもやニキビなどの肌あれ防止として入浴剤などにも使われている。
カミツレ花エキス
古くから使われている美容成分。肌を健やかに保ち、キメを整える。
インカインチオイル(プルケネチアボリビリス種子油)
肌の保湿力を左右するオメガ3とオメガ6が豊富に含まれている。肌を理想的な状態に保つ。
野菜油
肌の保湿に欠かせない脂肪酸がメッシュ構造で肌の構造に近い。空気は通しながら、高い保湿力のあるオイル。
全成分:野菜油、スクワラン、ミツロウ、カルナウバロウ、ハスエキス、ザクロ種子油、プルケネチアボルビリス種子油、カミツレ花エキス、モモ葉エキス、ホホバ種子油、ヒマワリ種子油、ビターオレンジ花油、ニオイテンジクアオイ油、トコフェロール
(HPより抜粋させていただきました)
エッセンスバームクリームについて簡単に説明しますと、これはスキンケアに組み込んで使うというよりはファンデーションとセットで使ってこそ生きるアイテムと私は考えています。
一度クリームでスキンケアを終わらせたあと、ファンデの下地として使います。
間違いないのは勿論MiMCのミネラルクリーミーファンデーションとのダブル使いです。
今回初めてメイクについても触れますと、ファンデーションを生かすも殺すも、下地次第なんですよね。
お洋服と一緒です。
単品で良くても組み合わせが悪ければ良くは見えないということ。
更に、その前に素肌がどうか ってことも勿論あります。
自分が目指しているのは、いかに最低限のカバーだけで済む肌状態を作っていくか。
そのためにはやっぱりファンデの伸びを良くする物を仕込んでおけば、ファンデの使用量も少なく綺麗につく訳です。
ファンデの使用量が少ない方が、肌は時間が経っても綺麗に見えます。
使用量が多いと、時間が経ったときに疲れが目立つような気がします。
このあたりの考え方は、ケミカル思考の方とは真逆なのかもしれません。
ミネラルクリーミーファンデーションはこのエッセンスバームクリームに色をつけたものなのだそうです。
だから、この2つを重ねることは同じものを2回塗るということ。
だから、重ねてもよれないという訳です。
話を今回のテーマである「春の揺らぎ肌」に持っていきましょう。
前回は「バームをスキンケアに使った場合のケア」について書きました。
今回は、スキンケアをクリームで完結させた場合のこと。
クリームの次に、下地にこのバームを使うことで肌を刺激から守ってやれるんです。
このアイテムもピリピリする揺らぎ肌に効果ありです!
やはり「守ること」が大切になってきます。
以前フォロワーさんから「どうも上手く使えない」というお声があったので、今回は私なりのコツをお伝えしておきますね。
※潤い(油分)が足りている方は、ミネラルクリーミーフンデーションだけで下地なしで使っても大丈夫です。
こちらは「バームクリーム」というだけあり、普通のバームと違いとにかく伸びます。
だから、つける量は本当にほんの少しでいいんです!
米粒単位で足りるはずですし、それがサラッと使うコツでもあります。
こちらの商品、容量は8gしか入ってません。かなりミニサイズなんです。
だから普通のバーム感覚で毎回すくったらすぐになくなります(笑)
毎回言ってますが、是非スパチュラでご自分に最適な量を。
使いすぎればべたつきます。
コスメは使い方1つで良くも悪くもなるんです。
つけすぎたら軽くティッシュオフ。
自分に最適な使用量を探してください。
私はスパチュラから左の手の甲にのせ、指で伸ばして更に柔らかくしてから使います。
そして、全体には広げずに、まずは目じりや口の両側、額など特に乾燥しやすい部分にだけのせて、そこから最後に全体に伸ばす感じ。
いかに薄く伸ばしているか伝わりましたかね・・・。
写真の量でフェイス全体カバーできてしまうということ。
極薄でカバーすることで、その後のファンデも重たくならずに済みます。
スキンケアに組み込んで、蓋として使うなら量を増やしてもいいですね。
ご自分に合った使い方を見つけていくのも楽しいですよね♡
㊥ン・セー×リ・アロマ 「クロモジの香りのシアバター」 10ml¥1,350(税込)
成分:シア脂(未精製)、香料(熊野産クロモジ精油)、トコフェロール(天然植物性ビタミンE)
シアバター原産国:ブルキナファソ
シアバターを今日 ここまで有名にしたのはやっぱりフランスの『ロクシタン』ですよね。
ロクシタンの100%シアバターもかつて愛用していましたが、シアバターもメーカーで随分使用感が違ってきます。
(ロクシタンのシアバターはさすがに良質だと思います)
こちらの製品にはオーガニックフェスで出会いました。
ン・セーというブランドは、シアバター製品を作っている日本の会社のプロダクトになります。
「クロモジ」という植物をご存知でしょうか。
クロモジは、和菓子用の高級楊枝の材料として有名な低木だそうです。
クロモジの枝葉から採取される精油は、伊豆のほうで天然香料として生産され化粧品などに使われてきましたが、下火になってきていました。近年になって見直され、今ではあちらこちらで生産され始めています。柑橘系にも似たさわやかな香りで、リナロールというローズウッドと同じ成分を含み、他にもゲラニオール、シネオールなどを主成分としています。
効能として、不安や緊張をほぐして安心感をもたらし、殺菌作用、鎮静作用、安眠作用、免疫活性作用、止血作用があるといわれています。また、保湿作用や抗菌作用、創傷、あせもや虫さされなどの改善に有効だそうです。
n-Se(ン・セー)で使用しているクロモジ精油は、世界文化遺産「熊野古道」の森のクロモジから抽出されています。新宮市にお店を構えるm’affablyさんの精油です。m’affablyさんでは、「Re:aroma(リアロマ)」という、香りで森と地域を残すプロジェクトを開始、熊野川町森林組合の方々と協力し、この精油を製造されています
(HPより抜粋させていただきました)
この製品は世界遺産の「熊野古道」の森のクロモジから抽出された精油を使ったシアバターなんですね。
初めてオーガニッククフェスで「ン・セー」さんのシアバターと出会い、「リアロマ」さんのクロモジ精油の香りを嗅いで、何ともいえない癒される香りにすっかりハマってしまいました。
本当に素晴らしい香り。
そして、やはり緊張をほぐし安心感をもたらす効果があったのですね、クロモジ精油には…。
このシアバターの素晴らしい点は香りだけではありません。
保護する力があるのにべたつかない使用感。
(べたつくシアバターも沢山あるんですよ…)
この製品は、そのような素晴らしいシアバターとクロモジ精油のコラボ。
クロモジ精油による様々な効果も併せ持ったシアバターとなっているのです。
シアバターも精製・未精製とあり、こちらは未精製の方。
どちらが良いのかはお肌に依るそうです。
(時々、未精製はストレートすぎるというお肌もあるとか。)
私は、もうこれを使ったら なかなか他のシアバターには戻れないと思うほど気に入っています。
最近ではシアバターを使った製品は沢山ありますが、信頼しているオーガニックコスメメーカーのシアバターが入ったクリームは本当に良いものが沢山あります。
でも、実はシアバターだけでも相当な効果があるのですよ。
柔らかくはないので、私はスパチュラで少量とってから温めて使います。
バームのように、スキンケアの最後に乾燥しやすいところにだけ使うと、翌朝肌がふっくらしています。
この価格でこんなに凄い効果があるとは!というくらいに寝る前に使うと結果が出せるんです。
リップバームとしても、髪にも。
「シアバター」の使い方も無限ですね。
保護する力があり、揺らぎ肌にも効果的です。
未精製シアバターにはお肌を健やかに保つための様々な有効成分が含有されていることがわかってきているそうです。
乾燥対策だけではないシアバター。
これは是非一度使ってみていただきたいお品です。
㊨ニールズヤード「カレンデュラクリーム」 30ml ¥2600(税抜)
主成分:カレンデュラ・ヒマワリ・アーモンド
全成分:水、アーモンド油*、ヒマワリ種子油*、トウキンセンカ花エキス*、変性アルコール*、ミツロウ*、セテアリルアルコール、パルミチン酸スクロース、レシチン、フェノキシエタノール、トコフェロール (*オーガニック成分)
「カレンデュラクリーム」という名前のクリームは、オーガニックコスメでは複数の会社から発売されています。
カレンデュラは肌荒れにとても効果があり、普通のスキンケアのアイテムでもよく使われているハーブです。
ところが、同じ「カレンデュラクリーム」でもやはりテクスチャーは様々なんですね。
私はこのニールズヤードの製品が一番すき。
レスキューアイテムなので香りが良いとかではないのですが、確かなものだという感覚。
これはもう感覚でしかないので、うまく言えません。
でも、私はレスキューアイテムというものをいくつか持っていますが、必ずそのどれかで肌トラブルは解決できています。
クスリに頼らずに。
市販のクスリより自分には効果的なんです。
ニールズヤードでは、もう一つ「ステラニアクリーム」というのも出ていて、こちらもレスキューアイテムとして肌荒れや痒みに使えます。
違いは難しいのですが、人によると思います。
どちらが痒みに、にきびに、そういったことも。
私はこのようなアイテムは、何かが起きた後よりも、起こる前に使うことの方が多いんですね。予防するんです。
大体 「肌荒れ」とか「にきび」とかは、夜寝る前の肌を見ると、翌朝の予想がつくんですよ。
にきびができそうなところが分かる。
あるいは、何となくざらついてきてるのが分かる。
そこで、肌がざらついてきたかな?というその時に使ってからベットに入ります。
すると翌朝、何事も起らず鎮まっていることが多いのです。
そういう使い方をしています。
痒みにも効きますね。
下着があたってよく腰まわりが痒くなります。
その時もこちらで対応。
痒みおさまります、私はね。
肌調子の悪い時に、普通のスキンケアのクリームとして最後に使っている方もいるようです。
穏やかなクリームなので、色んな使い方をしてみてください。
最後は、レスキューアイテムで「守る」でした。
END