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kojinkai

側面積を求める手順。

2019.12.18 01:00

中学1年は、空間図形の求積。

表面積をテーマにしていましたが、

今回は側面積の考え方を中心に。


これまでは面を一つ一つ求めて

足していましたが、今回は

底面積の周の長さを活用して、

周×高さによって側面積を

求める手順を学びました。


単に分配法則を使っているだけなのですが、

式の立て方が変わると図形の

見え方も変わってきます。


底面が四角だろうが三角だろうが

円だろうが、同じ手順で

求積できますから、

より抽象化が進んでゆきます。


これ楽だな〜と思いながらやってもらう、

数学を解いていく醍醐味ですよね。

数学は、学びすすめるほど

様々な問題を楽に解くことが

できるようになるため、

本来は学年が上がるほど

自由になってゆきます。


学年が上がるたびに大変になるように

思うというのは、むしろ危険信号なのです。


そのためにはやはり、同じような

問題であっても中学受験で

不器用にも苦心して取り組んできた

子たちにはメリットがあります。


あの時はあんなに大変だったのに…

これが、健全な感覚だと思います。

楽になるために、学んでいるのです。