スターバックスのバリスタとしての新しい挑戦
皆さん、こんにちは。
スターバックス リザーブ® バー 新石川2丁目店 ストアマネージャーの大塚祐貴です。
スターバックスには、「コーヒーアンバサダーカップ」など、社内でコーヒーに関する専門性を競う競技会がありますが、近年では、国の枠を超えた競技会も開催されるようになりました。
今回、10月にインドネシア バリ島で開催されたアジアのスターバックスのバリスタ競技会に日本代表として出場しましたので、その体験をお話しさせてください。
私が出場した競技は、スターバックス リザーブ® バーで使用しているエスプレッソマシン、「ブラック イーグル」を使用し、エスプレッソ、ミルクを使用したエスプレッソドリンク、シグネチャービバレッジと呼ばれる創作ドリンクを作成し、その味わいや抽出技術、そしてプレゼンテーションを競うものです。今回は11か国が参加し、上位3か国が来年2月に開催される決勝に進むことが出来るというものでした。
私はスターバックス リザーブ®のラインアップとして販売中の「ボリビア ブエナビスタ エステート」のコーヒーを使い、常日頃感じている「バリスタは楽しい」というテーマを基にプレゼンテーションを行いました。バリスタとしてのこだわりや試行錯誤、このコーヒーの栽培される農園主のペドロさんの現地での取り組みをお伝えしながら、ドリンクの提供をしました。シグネチャービバレッジでは、このコーヒーの華やかでフルーティーな風味と「旨味」を掛け合わせ、よりこのコーヒーの魅力を引き出すドリンクを作るために、原材料として、水出しした鰹出汁やドライトマトを使用するチャレンジをしました。
そして結果として上位に残ることができ、決勝に進むことが出来ました!
ボリビア ブエナビスタ エステートは元々大好きなコーヒーでしたが、より一層、忘れられないコーヒーになりました。ペドロさん、本当にありがとうございます。
決勝に進んだのはフィリピン、韓国、日本の3か国でしたが、各国の代表者の皆さんは、やはりそれぞれ魅力的で、情熱を持っていて、自分自身が挑戦すること以上に、お互いの競技を観て感じる所からたくさんの気付きや学びがありました。
そして何よりも会場となった店舗のバリスタ全員のホスピタリティの高さ!笑顔の素敵さ!バリ島に行ったらぜひ一度訪れて欲しい!とお店で宣伝したくなるような方々ばかりでした。
今回の経験で得たものを自分だけのものとせず、仲間のバリスタと共有し、コーヒーパッションに更なる火を点けられたらと思っています。そしてそんなバリスタとお客様がコーヒーを通じてつながる瞬間が、日本の多くのお店で起こってくれたらと思っています。
そして私自身は更なる挑戦として、このチャレンジを楽しみ、日本のパートナーの情熱を決勝の舞台で見せて来ようと思います。
ここでは書ききれない事もたくさんありますので、ぜひ新石川2丁目店にご来店いただき、お声がけください。楽しみにお待ちしています。
決勝が終わりましたら、改めて結果をご報告させていただこうと思います。