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自分のキャリアのストーリーを考えてみる!転職活動で選考が開始するタイミングを知り上手くいかない理由を考える

2022.06.23 08:12

就職活動において、面接をする側の話です。

深い話というよりは

こんなこともあるんだ!程度の内容で

必ず用意することになる履歴書・職務経歴書などの

レジュメについてご紹介します。


応募書類というと中途採用での転職活動では

履歴書と職務経歴書が一般的です。


履歴書は歴史の概要で、職務経歴書で詳細にしていくというイメージで考えていますが


同じ中途採用の選考でも

応募手段によって大きく異なる点があります。

選考の入り口(スタート地点)が違うんです。


上記の書類ではない場合もあって

転職ナビなどの求人広告では事前に情報を登録して初めて使えるようになるのですが

その登録した情報の内容が第一関門になります。

条件に合えばいくらでも応募はできます。


電話での直接応募の場合は電話対応そのもので印象が決まります。


転職エージェントを活用した人材紹介サービスは

実際に電話で話をしてから調整をした後に「面談」をして

その面談結果から作成した推薦状と履歴書・職務経歴書、またはキャリアシートを企業に提出して企業側の選考が始まります。

ただ、面談で「推薦できる」と判断をしたマッチする確率の高い求人を紹介ベースで応募が出来ます。なので、面談が第一関門です。


内容は近くなれど、入り口が違うので

どの段階でも油断をすることは出来ません。


結局、履歴書や職務経歴書を提出するだろうと想定して、応募段階での登録情報を怠ると

むしろ提出にまで辿り着けません。


どのサービスが自分のスタンスに合ってるかを吟味して、複数使ってる人が多いのはそれぞれ強みがあるからですね。

上手く活用することで入口も増えて結果に結びつきやすくなります。


ここからは企業に応募情報が伝わった後の話になります。


求人広告サイト経由では登録情報から

人材紹介経由では履歴書等の書類を採用担当が見る際に

大量採用や応募数が多い場合は

キーワードを拾ってその有無で判断することが多いです。


情報の内容が薄かったり中身がない(職歴や項目が空白)とキーワードが足りないパターンも多いので

実はマッチしているのに「登録だから気にしないだろうと書かなかったから」縁をつかめないという残念な事態に陥ってしまいます。


一定の応募数で一人一人に対して時間を使って吟味ができるように工数を割ける場合は

情報を見た際にその人のキャリアのストーリーを過去から将来まで想像をします。


なんでこの業界から別の業界に行ったんだろう?

職種変更した理由はなんだろう?

ブランク期間はなんだろう?

今回なんでこの職種なんだろう?

期間が短いのはなんでだろう?


深堀りしていくと

ここでこういう経験をしたから次はこれに進んだんだろう

この領域が得意だけど、業界的にこういう課題を感じていたのかな?

この応募者の軸はキャリアからこれっぽいな

こういう風なキャリアを歩んでいきたいのかもしれない


と、イメージは広がっていき

そのイメージ通りだったらいけるかな?という計算から判断をして書類選考を通過させたりします。

多少の疑問も「面接で聞いてみたい」と、むしろ興味につながったりします。


そうでないネガティブな場合や全くイメージが全く出来ない場合は通過しません。


面接で一貫性とか親和性を求められるとよく聞くでしょうが、そのイメージ通りというのは

一貫性と親和性のイメージが出来る場合の話です。


実際に面接で話を聞くと全くバラバラだったり

その場その場の判断だけでコロコロ変わったりしていると

イメージから少しズレてもいい許容範囲のレベルを超えてしまい、良い結果にはなりません。


書類選考の段階ですと想像ですので「かも」「だろう」と確信ではなく

面接ではそれを確信にするために質問をして

「やっぱりそうだった」となればそれが面接官に対して社内で推薦するための安心感を与えます。

何度も当ブログで登場していますが、面接の攻略は面接官の不安を拭うことがとても大切になります。


ただ、イメージは勝手に決めたことなので

それを覆っても納得ができるストーリーがあれば

通過率は上がります。


計画性がなく思いつきで行動を起こす人だと思われると

当たり前ですが、同じことをするのではないか?という不安からなかなか前向きな判断はできません。

(特に理由がなく会社を退職していると思われてしまう=理由があってもそのように伝わっていない、等)


ストーリーが描かれているというのは

しっかりと行動一つ一つに理由があってつながっているということです。


想定外の縁が理由のキャリアチェンジでも

その想定外だったという事実を伝えるのではなく

その「選択をした理由」を答えれば納得されやすいです。


わかりやすく言うと

引き抜きです!と答えて

ああ、引き抜きなら仕方ない!にはならないということで

なんで引き抜きを承諾して転職したのか?

その部分が必要になるということです。


転職理由と聞かれて

辞めたので仕事を探して決まったので入社しました!と答えられても

どこをもって納得して良いか面接官は見つけられません。


働かなきゃいけないのだから仕方ない!

気持ちはとてもわかりますが

本質はそうであれ聞きたいことはそういうことではなく

どんな考えでどのような課題があってこれからのキャリアをどのように歩んでいきたいのか?を知りたいわけで

その先に、実績や経験から歩んでいきたいキャリアをこの会社で実現できるのか?

という今回の選択に対する評価や判断が初めて出来る段階がきます。


一貫性とか親和性って、お見送り理由で頻繁に見かける言葉だと思いますが

何をしたらクリアできるのか?と筆者もとても悩んだ経験があります。


後付けでも、転職を出来たということは

あなたのキャリアで頑張ってきた内容から

求めている仕事を任せられる人材と決断をして採用を決定したということなので

それらの「キャリアを構成しているパーツ」を集めると見えてきます。

期待されて実際に活用ができていたスキルや経験は自分でもわかるはずです。

受かってからあとは大丈夫!なんとかなる!だと

会社が期待している部分がわからないので後々苦労します。


転職経験がない人はその先のストーリーは自分で描きやすいです。

今の今までの経験とスキルを武器に次に自分で結びつけるものを探せばいいんです。


転職回数が多いから難しくなると言われますが

転職回数が増えるとストーリーが複雑になるので実際の返答も難しくなってしまうわけです。


これがやりたいです!

私は向いてると思うんです!

とだけ言われても

根拠がないと判断が出来ないのが選考です。

「そうですか」となんのポジティブな印象も与えずにやりとりが終わってしまいます。


友達や親族に向いてると言われたから

というのも、会って数分しか経っていない面接官からしたらどんな判断軸をしてる人たちから言われたのかわからないですし、根拠にもなりません。


なんで言われたのかな?を考えてたどり着いた理由が本来は伝えるべき内容で

言われたとか勧められたという事実は理由にはあまりなりません。

言い方を変えると、それだけだと面接官の確信にもってくことは難しいです。


飛び抜けたどうしても企業が必要な専門スキルがあるなら別でしょうが

選考状況が上手くいってないとしたらそういうわけではないと立ち位置を理解して

事実と中身を切り分けて「なんで?」の部分を強化してストーリーを具体化してみてください。


そのために「準備」が最も大事なので、そちらは別記事で多数をご紹介しています。

当ブログ記事のテーマで比較的多いものですので転職エージェント等を活用して進めたり、実際に求人を見て応募をしてみることで慣れていくというのも一つです。


フェーズごと企業ごとの対策も必要になりますが

今回はそれ以前の変わらない変えられない軸になる部分ですので、是非意識してみてください。