大いなる葛藤を抱えて
こんにちは、松本佳奈です。
うまれる うみだす 芸術生誕祭
@千葉 市原 内田未来楽校
12/20金 1日目無事終了です。
わたくし、こたつ図書館作りをしました(笑)
読んだ本の中から、印象に残った一文を付箋に書いて窓にぺたぺた貼って、言葉のアートを作りました。明日以降もやりますので是非ご参加下さい!
いやー、平和だった。
それぞれが好きなことに没頭している空間ってほんとうに穏やかです。急かされず、比べたり競ったりせず、ただただ自分のことをする。
わたしはライブしたり芸術祭企画したりするくせに、人がたくさん集まる場が苦手で、大抵そういうコミュニティの中に自分の居場所を見つけられません。そんな時、干渉されず黙々と本を読めるスペースがあったらなあと常々思っていて…今回は理想の形を実現できて嬉しい。
3年くらい前に、「あなたは異なる二人の自分の葛藤を一生抱えて生きていく」と人から言われたことがあります。
人が好きで、苦手
一人が好きだけど、孤独は心細い
好かれたいのに、好かれると離れたくなる
人前で話すことが得意なのに、誰からも気付かれず空気のような存在でいたい
私の中には常に、この大いなる葛藤があります。何か行動するとき、必ずと言っていいほどそれと真逆の自分が出てきて、純粋に何かを楽しんだり没頭することが難しい。
だから、ひっそりと、こたつで本を読みたい。揺さぶったり、揺さぶられたり、好かれたり嫌われたりする状態から逃れたくなる時がある。
今回芸術祭を開催することに決めて、わたしは何を表現したいんだろう?と思った時に、そこに浮かんだのは、歌でもなく絵でもなく、ぽつんと温かな居場所でした。
わたしは結局、自分の居場所を自らの中に見出したくて芸術表現をしてきたのかもしれないと、ふっと気が付いた今日でした。
あと2日。終わっちゃうのが勿体ないです。
今日も素敵な1日を。
愛を込めて!
松本佳奈