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スターバックス リザーブ® ロースタリー東京 12月のコーヒー豆を発売!

2019.12.21 03:03

 スターバックス リザーブ® 12月発売のコーヒー豆をご紹介します。


 今月発売されたのは、コーヒー発祥の地、エチオピアから届いた「サンドライド エチオピア イルガチェフ™ チェレレクツ」と、コーヒー生産のみならず、人や環境にも配慮してつくられた「ブラジル カショエイラ ダグラマ ファーム」の2種類です。


 今回は「サンドライド エチオピア イルガチェフ™ チェレレクツ」について、バリスタのユズさんに、豆の特徴、おすすめの抽出方法、一緒に楽しんでいただくおすすめのフードなどを伺いました。


乾燥式ならではのベリーの風味を楽しんで

 エチオピアはコーヒー発祥の地と言われていて、コーヒーが生活に根付いています。

 乾燥式の完熟したコーヒーの実の果肉の風味が活きており、フルーティーな味わいが特徴的です。こちらはベリーのような風味が存分に楽しめる乾燥式らしいコーヒーです。

 エデュケーションカードは、エチオピアの伝統的な織物とボディペイントからインスピレーションを受けたデザイン。蛍光色のオレンジを使っていて、それが私にはエチオピアのあざやかなイメージが表現されているようで、かわいらしさのなかにも、ちょっとモダンな雰囲気もあって好きですね。


おすすめの抽出方法

 ロースタリーでは、ケメックスで飲んでいただきたいですね。ケメックスでいれると丸い味わいになるので、ベリーのような風味にコクも感じられて、おいしく味わっていただけます。

ケメックスでゆっくり抽出。


 ご自宅では乾燥式の風味を楽しんでいただきたいので、コーヒープレスがおすすめです。コーヒー豆とお湯が長く接する抽出方法なので、挽き具合は少し粗めです。コーヒープレスは、コーヒー豆の油分も抽出されるので、特にこのコーヒーのフルーティーなフレーバーを手軽に存分に味わっていただけると思います。

コーヒープレスはお湯を注いで4分で抽出。

 

 乾燥式の豆の魅力を最大限に感じていただきたいので、いれる前の豆の香りと、いれているときに立ち上ってくる香り、飲む瞬間の香り、それぞれ嗅いでみて、抽出中も楽しんでいただきたいですね。

 今は寒い季節なので、95、96℃くらいの高めの温度で、徐々に冷めていく温度の経過とともに味わいの変化も楽しんでみてください。

 それから、ミルクを入れていただくと、ベリーのような風味がするカフェオレとして、ひと味違う味わいを楽しめると思います。私は濃いめに抽出したコーヒーに、倍の量の温かいミルクを入れて、やさしい味わいでほっこり味わっていただくのがおすすめです。コーヒーをもっとしっかり味わいたいときには、コーヒーとミルクの割合は1:1ですね。


スターバックス リザーブ ロースタリー コーヒープレス1L(左/カッパー、右/ブラック)、スターバックス リザーブ ロースタリー イラストレーションマグ(左/セメント、右/ブラック)。


一緒に楽しんでほしいフード

 プリンチの「コルネッティ ランポーネ チョコラート」がおすすめです。ラズベリージャムとヘーゼルナッツチョコレートクリームがサンドされていて、表面にラズベリーをそのままフリーズドライさせた真っ赤なパウダーがかかっているホリデー限定のコルネッティです。

 甘酸っぱさのあとにチョコレートの甘くてなめらかな感じがくるので、まさに、このコーヒーのような味わいのフードでぴったりです。

 それから、ラム酒を染み込ませた「ローフケーキ チョコレート ラム」。生地が重すぎず、ほどよいチョコレート感が味わえるので、コーヒーのチョコレートの風味にちょうどよく合います。

コルネッティ ランポーネ チョコラート(プリンチ)。中にラズベリージャムとヘーゼルナッツチョコレートクリームがぎっしり。

ラム酒がほんのり香るローフケーキ チョコレート ラム(プリンチ)。


 ご家庭では、午後のお茶の時間に、ボンボンショコラとか、チョコレート専門店で売っているようなちょっと高級なおいしいチョコレートと合わせて、時の経過とともに変化していく味わいを楽しんでいただきたいですね。ゆっくり優雅なひとときにどうぞ。


文:梅森 妙

写真:菊地和男

「ブラジル カショエイラ ダグラマ ファーム」は、スターバックス リザーブ® ロースタリー東京でお買い求めいただけます。(量り売り)

ぜひ、ご来店ください。