三重蛋餅大王。新北市三重で人気の揚げ蛋餅にトライ!
前にもお話したことがあるが、最近MRTオレンジラインに乗ってプチ遠出するのがマイブームだ。
今回ご紹介するのは、インスタに写真だけ挙げて放置(いつもこれ)してた新北市三重にある人気朝食店「三重蛋餅大王」の揚げ蛋餅。
ここのお店をロックオンするきっかけは、先日ご紹介した津津豆漿を見かけたネット記事。見た目がお好み焼きのような、こちらも揚げた蛋餅で、美味しそう。
そして記事によると、なんと休日だと朝9時過ぎには売り切れちゃうほどの人気だというのだ。気になるではないか。
しかし、朝9時前に朝食に行く……。ということは、余裕をもって8時ごろには到着するとしたら、朝7時過ぎには出かけないと……。すると、6時台起床!? マジで!? うーん、休みの日に仕事でもないのにそんな早く起きれるのかジブン? 前の日からすごい気合い入れないと、くじけそうだな……。(←自分のことが良く分かってる)
そして実際、何度もくじけて先延ばしになっていたのだが……。
ついに、とある休日に超気合を入れて(しかしくじけかけて目覚ましかけた6時半からだいぶたった7時に起きて)、顔だけ洗って7時過ぎにアパートを飛び出して出かけたのだった。
お店はMRT大橋頭駅から歩いて5分ほど。スマホで地図を見ながら歩いてると、すぐにお店を見つけることができた。
到着したのは8時ちょっと前。お店というより、建物の前に置いてある調理場と合わせた2つのテーブルが置いてあるだけで、屋台っぽい。席は一杯で、表に数人お客さんが並んでいた。
まずはネット記事に紹介されていたように、店頭に置いてある番号札を手に取る。内用(イートイン)でも外帯(テイクアウト)でも、まずはこの札を取らないといけないらしい。中国語でも「番号札を取って」と張り紙がしてあった。
私が手にしたのは64番だったが、前に並んでいた男性が、連れがまだ来ないからと番号を取り換えてくれた。
本当は番号札を取った時にイートインかテイクアウトか声かけた方がいいみたいだったが、私は知らなくてそのまま立って並んでいた。
そのうち、お店のおかみさんらしき人が「イートインの人いる?」と聞いてきて、手をあげると、上の写真の右奥のシャッターの前に連れていかれて、「どうぞ、VIP席よ!」と座らされた。おかみさん(?)は見た目きつそうだが、気は優しくて気さくな感じだった。
とはいえ、この「VIP席」。
やっぱり、下にもう一度同じ写真を貼るが、この右奥のシャッターの前、ちょうど柱の裏。柱の影のすき間に椅子が置いてあって、ぎりぎり一人座れそうなカウンターというか、板が渡してある席になっていて。うう……並んですぐに座れたのはありがたいけど、暗いし、狭いし、正直すごいわびしい気分になる。
この席ではつらいので、注文した鹹豆漿が運ばれてきた時に、テーブルに空きができたのを見て、女将さんにお願いしてテーブルに移動させてもらった。
鹹豆漿は、ラー油いるかきかれたので、いると答えたらたくさんかけてあったが、そんなに辛くはなかった。おぼろ豆腐のスープのような鹹豆漿自体はあまり味がせず、だしの味もあまりしない。ニラと揚げパンの油條、大根の漬物が入っていた。全体的に、すごいあっさりした鹹豆漿だった。
鹹豆漿をいただいていると、蛋餅はどうするか聞かれた。もちろん、ネット記事一押しのダブル卵使用の「双蛋」で!! そのために来たからね!! たれはいるかと聞かれ、それももちろん、「要(いる)」!
(※ふつうに蛋餅を注文すると、卵は1個だけ。さらに良く分からないでたれいらないというと、何もかかってない状態でやってくる様子。)
そして運ばれてきたのがこちら。でかいなっ!!
見た目はよくあるロール形の蛋餅とちがって、お好み焼きみたいな円形だ。
ここの蛋餅も揚げてあって、サクサクしている。しかし、前回の津津豆漿のものがモチモチしていたのに比べ、こっちは完全なるサクサク系。ふわサクの食感は、焼いた油揚げにちかいかも?
この、ふわサク蛋餅をニラ入り薄焼き卵でサンドして、醤油とたぶん豆板醤的なものをまぜたたれがかけてあった。香ばしくて、なかなか美味。つうかビールに合いそう。ww
けっこうすごいボリュームで、1人前だけどすごいお腹一杯になる。最後はちょっときつかった。
たれと油でこってりに感じるので、さっきのあっさり味の鹹豆漿は、この蛋餅と食べるなら、ちょうどいいバランスなのかもしれない。
うん、でもやっぱり、2人で来て各自で豆乳頼んで蛋餅は1つをシェア、とかがいいかも。1人だと、本当満腹過ぎになっちゃう。
そうそう、メニューと関係ないけど、おかみさんらしきお姉さまは、片言の簡単な日本語ができて、私が食事してる間に日本人のご夫婦がいらしてたが、なんとなくの片言で意外と意思疎通OKそうだった。
というか、こんな下町まで日本人観光客が来てるんだなあと、ちょっと驚いた。みなさん、住んでる私より、よっぽどお詳しいんじゃないかと思う。すごいなあ。
ともあれ、完食して超満腹。歩くのも苦しくなり、この後駅のそばのモスで1時間ぐらい消化待ちで座り込むことになったがぁこさんだった。
三重蛋餅大王
住所:新北市三重區正義南路36號
時間:6:00-10:30、土日は11:30まで