PRANK! Vol.5 AR/VR 現実を拡張・仮想せよ!
〝批評の常識をひっくり返すカルチャー誌〟として創刊いたしました『PRANK!』シリーズ最新刊である『Vol.5』では特集として「AR/VR 現実を拡張・仮想せよ!」を冠しました。これはARやVRといったイノベーションが、PlayStation VRやiPhone8での実装によって一般的なものとなっている現在、エンターテイメントではどうなっているのかを深く考えるために定めました。
また、本号では『PRANK!』シリーズ初の試みとしてインタビューを実施いたしました。
AR面からはAR三兄弟の川田十夢さんです。
「そもそもARって何?」というところから、未来を考えるにあたってこの技術はどのように進化・発展していくのか?まで深いお話を伺いました。AR三兄弟というAR開発者のフロントランナーだからこその目線によるお話となっています。
VR面からは稲見昌彦教授です。
こちらも「VRって何?」というところから、フルダイブの可能性や身体性の拡張などについてお話を伺いました。稲見教授が参加されている超人スポーツについても興味深いお話をしていただきました。
表紙イラスト:
日之下あかめ
インタビュー:
川田十夢、 稲見昌彦
執筆:
さいむ、tacker10、なーる、すぱんくtheはにー、古戸啓一朗、Nag、小菊菜、堀江くらは、椎葉えい
プロフィール(五十音順・敬称略)
稲見昌彦(いなみ・まさひこ)=インタビュー
1972年生まれ、東京都出身。東京大学大学院先端科学技術研究センター教授。マサチューセッツ工科大学客員科学者、電気通信大学教授、慶応義塾大学教授などを経て現職。学生時代よりVRシステムを多数開発しており、その中の一つ・光学迷彩が2003年には米「TIME」誌の「最も優れた発明」に選出された。著書に『スーパーヒューマン誕生! 人間はSFを超える』(NHK出版新書)がある。
川田十夢(かわだ・とむ)=インタビュー
1976年生まれ、熊本県出身。開発者。1999年、ミシンメーカーのJUKIに入社。2009年、開発者ユニットのAR三兄弟を結成し、独立する。2010年にはフジテレビの深夜アニメ枠・ノイタミナのロゴをデザイン。著書に『AR三兄弟の企画書』(日経BP社)がある。
日之下あかめ(ひのした・あかめ)=表紙イラスト=
漫画家、イラストレーター。2016年より商業雑誌で読み切りを掲載。2018年、『エーゲ海を渡る花たち』で初連載。
判型:A5判
ページ数:184ページ
発売日:2017年11月23日
価格:1000円