桜落ち葉 草木染め 色見本 植物 材料
2021.04.11 02:14
桜・染井吉野(バラ科)
染色の中での女王と言える存在。魅力は尽きない。木の皮なども使うが 手に入りやすい葉を使うと便利。
フラバノン 系フラボノイドが主な色素。同じ葉を、水を替えて一番だし、二番だしみたいにとって行くと
(混ぜてはいけない。別 に保存)きれいな紅色からさくらいろが、誕生する。
上記、 銅の媒染・色見本の2枚が見本。それは植物に含まれる アクがとれていく感じ。桜みたいに赤い色
の色素を持っている樹は、糖分が高いと言われる。
上記写真、一番煎じで黄色をだすと、このような色見本になります(アルカリ抽出なし)
下記写真、四番煎じと二番煎じの色見本(アルカリ抽出なし)
すこしづつ黄色みがなくなってきています。(一番煎じを煮出したあと、重曹を入れ
煮出す。その後、何度もこの工程を繰り返すと黄色みがなくなってくるようである)
桜落ち葉をアルカリ抽出した場合
下記、写真のように赤い色の染液が抽出される
アルカリ抽出しない時と比べて布にピンクの色を残すことができる
下記写真はアルカリ抽出後の三番煎じ 左から無媒染 アルカリ 銅 鉄媒染となります