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コルドリーブスを借りてきました。(使い勝手編)

2019.12.27 12:30

アウルが修理から帰ってきました。コルドリーブスも良かったのですが、自分のクルマは安心感がありますね。


さて、前回コルドリーブスの走行インプレッションを書きましたが、今回は内装の使い勝手をレビューしたいと思います。内装外装の細かい部分は他の方がたくさんレビューされているので、そちらにお任せして単純にこれは羨ましい。これはアウルがいいなという点を検証したいと思います


コルドリーブスはリア部分の工夫が素晴らしい

写真はバンテックのカタログより

このFRPの土間と丸洗い可能のマルチルームが最高に使い勝手がいいです。

レンタカーだったので土禁でしたが、自分のクルマなら迷うことなく土足で上がります。


普通の土禁キャンピングカーの場合、外が大雨でも、

外で靴を脱ぐ→ステップに乗って靴を回収する→靴箱に入れる


この動作をしている間に靴と上半身は濡れてしまいます。

でも、この仕様なら靴を履いたまま中に入れるので、そういった心配は無用です。

また、マルチルーム内にテントやタープ又は汚れ物を入れると結構汚れますので、床が水洗いできる仕様はとても素晴らしいです。


ただ、車内を水洗いした後にカビ等が発生しないかは気になります。

リアのエントランス部分です。土禁なので、カーペットが敷いてあります。

写真に写っている棚はオプションの電子レンジが入る場所です。

その下の靴入れを置いているスペースですが、ここはサイズにもよりますが家庭用の1ドア冷蔵庫を設置することができるのです。

ちなみにオプションの冷蔵庫90リットルもありますが、約17万円します。

これに対して家庭用1ドア冷蔵庫は40リットルほどの大きさですが、価格は3万円以下で故障しても簡単に交換可能というキャンピングカーとしては最強のメリットがあります。

また、この位置はレジストロアウルでも言えるのですが、外で食事や仕込みをする時に絶妙な位置で何度も乗り降りする手間がなく非常に便利です。

バンテックのカタログより

家庭用エアコン及び固定シートが標準装備

キャブコンやバンコンの多くのモデルの座席はFASPシート及びREVOシートを採用しています。

これらの座席はシートアレンジが豊富で、電車の座席のように向きを変えることができるのがメリットです。

しかし、シートアレンジが重くめんどくさい

アレンジを重視した結果、座面や背ずりが寸足らずで大人は長時間乗車がしんどい

といったデメリットがあります。

固定シートは向きを変えることはできませんが、座面や背ずりがしっかり作られていることと、

座席の下に大きなスペースができ、ベッドメイクが簡単というメリットがありますので、個人的にこちらの方が好みです。


多くのビルダーではオプション扱いになることが多いのですが、コルドリーブスは標準装備です。


また、家庭用エアコンも標準装備で同クラスのキャブコンと比較してもお買い得感を感じます。

セカンドシート下の電装庫

非常に余裕があり、オンリースタイルのリチウムイオンバッテリーなら3本入れてもまだお釣りが来ると思います。

シートベルト用の太い補強にも感心します。


ここまでは羨ましいところを書きましたが、ちょっと改善して欲しいところもあります。

コルドリーブスの改善して欲しい点その1

コルドリーブスのバンクベッドは左右独立して展開することができ、ベッド展開が非常に簡単に行えます。

では、何が問題なのか?

ベッドを展開した時に出てくるこのカーテンがベッドを収納する時に非常に邪魔になるのです。

慣れないうちはカーテンがロックに挟まらないように何度もベッドを開け閉めしてカーテンの位置を調節しました。

他の利用者の人も同じだったらしく、カーテンレールから脱落しているコマがいくつかありました。


pコルドリーブスの改善して欲しい点その2


この頭上の照明の位置が不満です。

この照明は3列目の頭上にあるのですが、この位置だとキッチンは明るいのですが、ダイネットが暗く感じます。


なので、ダイネット上に移動するか照明を追加する必要があると思いました。

間接照明もありますが、車内を明るくするにはパワー不足でした。

コルドリーブスはジルシリーズのような豪華絢爛といった雰囲気ではなく、使い勝手をよく研究したキャンピングカーだと思います

レジストロアウルもよくできたキャブコンですが、5mを切る全長の中に工夫がたくさん詰め込まれていてとても面白く感じました。

リチウムイオンバッテリーが搭載できるようになればいいのですが…

バンテックさん、なんとかなりませんかね?