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梨の日

さんらん『ゴン太のクリスマス』

2019.12.23 08:48

さんらん『ゴン太のクリスマス』



今年の8月、安部公房『未必の故意』にてお世話になった、さんらん さんの公演へ。

出演者もほぼ共演者。笑)


そして、公演場所の“ギャラリーしあん”が無くなってしまう、というので。




ポップな題名の中身は、

河童が勉強してたり狸が世話をやいてくれたり。

人間の方が少ない時もあったり笑

確かにポップでアニメーションのような世界。


流れていくと、切なくて、子供の中での世知辛い現実があったりして。

5年生のゴン太の抱える想いと言葉は、ひねくれたり真面目だったり。


好きな子を「好きじゃねーし!」

そう言うのと同じで。笑)


ひねくれた言葉の中に本音があって。

真っ直ぐな言葉に隠したい気持ちがあって。


クリスマスってイベントがあって良かったな。

無条件で特別だし、華やいで楽しんでいい日なんだもの。


キラキラした飾り付けを持ってきた、ゴン太のなっつん(大下夏美ちゃん)の、何気ないちょっとした笑みの顔で涙出ちゃったよ。


クリスマスだって、いつも通りの時間が流れて、向かわなきゃならない運命だって容赦なくやってくる、んだけど。

やっぱり、“特別”って言い訳出来る日、っていいよな。

大切な思い出が作れる日。

たいせつな人といられる日。


ゴン太にとって、きっと忘れられないクリスマスだね。




お家でちょっとだけ、飾ってみようかな、なんて。


クリスマス前に観に行けて良かったな。



ギャラリーしあんへの愛もたくさんある、さんらんのお2人。


客席、まさかのさんらん手作りですって。爆)




しあんさんにあるものだと思ってた…。

古民家の、本物のお庭を使っての素敵なお話し。

どの人物(?)も可愛らしくて。

素敵な時間でした。


まさにクリスマスの25日まで上演中です。

1時間15分、お時間あれば是非*