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せいやぁ!(叫び声)

2019.12.24 12:00


ハッ……!


私としたことが……知性の欠片も感じられないタイトルにしてしまった……!




聖夜です。

誰か見てるんでしょうか。仲保樹です。


さて今日という日に大切なのは日付のほうで、その意味づけです。

今日12/24の1週間後は、12/31です。

つまり今日は大晦日の1週間前。

大晦日に11/31という1ヶ月前は存在していませんが、1週間前は存在しています。

数学的帰納法的に、2週間前、3週間前、4週間前も存在します。

ですが1ヶ月前はありません。









それだけです。


特に何もないです。オチもないです。


ただ、それ以外の意味づけ、世間的に流布されている一般的な今日への意味づけについて語るならば、世俗的局地として存在するようになったのはモラトリアムになってからで、サンタクロースもツリーの下のプレゼントも無くなってしまった今になっては、冬至にケーキを食べることができるのです。


大切なのはチキンかケーキかプレゼントか?


そんなこと考えているオトナはいません。背景にある夜の黒を塗る違う色を見てしまうのです。雪が降るのを待ちながら。その白を願いながら。

見てみろよ ひどい世界だろ

今日は美しいクリスマス

(クリスマス/amazarashi)




——人々がクリスマスから奪っていったキャロルを歌いに、光る見えない楽器を打ち鳴らす行進がやって来ました。

どうやら聖歌隊ではないようです。神を信仰しておらず、自分の中に自分自身の答えを探しているようでした。

彼らは、男に名を訊かれると、こう答えました。

「フィリアルスの楽団」と。

師走を走っていたその男は、また尋ねます。

「どうして私の元へまたやって来たのですか」

楽団は言いました。

「あなたが走る限り、我々はそれを愛します」

男は不思議そうに、しかし照れ臭そうにしていました。やがて言います。

「しかし皆さん、私はそんなに大した人間ではありません。書く言葉は荒削りで、稚拙で、お話だって、上手く書けません」

「あなたの答えならば、それで良いのです」

息を吸ってから、楽団は手を伸ばし、言いました。

「アルスの果てまで、一緒に行きませんか」

(フィリアルスの物語.2)