親の失敗談も子どもには効果的

親は最も身近で、生活において様々なことを教えてくれる存在でもあります。親の成功談よりも失敗談を子どもに話すこと色々な意味でよい効果が生まれます。子どもに失敗談を話す必要があるのかという疑問を持たれる人もいます。

失敗談を話すと、子どもは「お父さんも僕と一緒だったんだ」「お母さんも苦手なことあったんだ」と共感してくれます。すると、親のいう事に耳を傾けやすくなります。よりコミュニケーションが円滑にもなります。

もうひとつつメリットは行動の選択が広がります。一方的に成功談だけであると、子どもは「この方法でしないといけない」という強制的なメッセージを発しているのと、「その方法しかない」と感じます。失敗談を話すと、「その方法をしなければいいのか」と考えて、自分で行動を考えて行動することができます。行動の選択が広がるということは、子どもが目標を達成する確率はより高くなります。

失敗談を話すことで子どもが意欲的になるようであれば、親の失敗談も失敗ではなくなると思います。