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ニホンザリガニ研究所

別種

2019.12.24 01:04

日高山脈を境に東西で別種と言えるくらいにDNAが異なっている。

外見は似ていても「繁殖の隔離」が生じている可能性がある。

この組み合わせは色々と興味深い点がある。

北の瑠璃の生みの親である北海道の先生から上記のメールが届いたのは2017年11月の事でした。

そして、そこに貼り付けてあった研究要旨。

さーっと目を通し、所々端折りながら読むのが悪い癖で、特に今の自分が必要と感じていない、分かりにくい部分に関しては飛ばして読んでしまったりします。

活字を読むのが苦手な私は、そこに重用な事が記してあったとしても、それに気付けない時が多々あります…



2019年、早春。

北の瑠璃のペアを用いた繁殖に成功し、自分の中で確信みたいなものを掴む事ができました。

この時、同時に道南産変色オスと道東網走産のメスとを掛け合わせていましたが、このペアでの繁殖は成功せず、卵は全て落ちました。

でもおかしい、と感じたんです。

一つも孵化しない?

なぜ?

ほとんど落ちたとしても幾つかは孵化するはず。

受精ができていなかった、と感じました。


2019年4月、この産地別々のペアで掛けたメスの卵がどんどん減っていく状況を北海道の先生にご報告した所、うる覚えにしていた「近縁の別種である可能性」の話しが再び浮上し、やっと自分の中の感心レベルがMAXになりました。

北大、小泉先生の研究要旨を改めて真剣に読んだ時、今まで繁殖出来ずに失敗を繰り返してきた原因の一つが別種であった可能性があると知り、愕然となりました。


ちなみにこの研究結果は2012年に報告されています。