米米米/大塚智穂
我が家には電気炊飯器がないので、ほぼ毎日、無水鍋でごはんを炊きます。「かまどさん」という土鍋もあるけれど、無水鍋は鍋自体が軽いうえに、早く炊けるので、ついつい無水鍋ばかりで炊いてしまうので、今日は土鍋いっとくか!という時は、蓋を開けたときのつやつやもっちり感に感動すら覚え、炊きたての白いご飯をおひつにうつす時にちょいと味見なんかしたりして、「…新米うま…」とつぶやいてみたり。ああ、わたしってば、根っからの日本人だ。
今秋、我が家には3種類の新米がやってきました。
1つは、大家さんの実家が作っているという、岡山の新米。
2つめは、私が勝手に妹のように思っている栃木の綾ちゃん家の新米。
3つめは、小豆島で御塩(ごえん)を作っている蒲さんのところの減農薬栽培の新米。
玄米を久しぶりに炊いたので覚書。今回は圧力鍋で炊いたので、プチプチ&もっちもちの玄米ごはんになりました。あっさり食べたい場合は土鍋のかまどさんで炊きます。
1)3号(450g)を24時間浸水。
2)ザルで水を切り、玄米を750gの水とひとつまみの御塩を一緒に圧力鍋に入れて強火で圧がかかったら弱火にして15分で火を切り、20分蒸らしたらできあがり。
※次回は浸水時間を短く、水も少し減らして炊こう。
どれも美味しくホカホカの白ごはんでいただいたり、おいなりさんにしてみたり、蒲さんの新米は白米と玄米の両方を味わってみたりと、「美味しくごはんが食べられる」というのは、本当に幸せなことだなとつくづく思うのです。
大塚 智穂
みんな大好き炊きたて白ごはん!!!
おいなりさん(私の実家では揚げ寿司といいます)も捨てがたい。急に食べたくなるんだよね。
ぷちぷち&もっちもちの蒲さん家の玄米は圧力鍋で。土鍋で炊いた玄米はもっとパラリとするので、冷ごはんは焼き飯にするとすごく美味しいのです。二度美味しい!今回のもちもちの玄米ごはんは、翌日焼きおにぎりとお粥にも変身させました。焼きおにぎりはプチプチ食感と香ばしさが何とも美味しい!
今夜は玄米粥。切り干し大根と干した人参、かぼちゃを少々。見た目も秋らしいおかゆになりました。最後にネギと御塩&しょっつるで整えて…。これが何とも言えず美味しいおかゆとなりました。