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心構え - 東北空手道場

2019.12.26 23:00

「優勝は無理かもしれないけど、一回戦位は勝ちたい」ということを良く聞きます。

では、『一回戦で勝つこと』と『決勝戦で勝つこと』の違いは何でしょう。子供達にこの事を聞くと「一回戦の相手より決勝戦の相手の方が強いから難しい」といった答えが聞かれます。決勝戦の相手は勝ち抜いてきた選手ですから強いのは分かりますが、一回戦の相手が弱いなんて事は誰も分かりません。マンガなどでは「最初はそんなに強くない相手が出てきて、最後に一番強い相手と戦う」というのがあるので、そう思ってしまうのかもしれません。でも、当然ですがそんな事はありません。一回戦の相手がとても強い場合だってあります。どんな時でも相手を侮ることなく敬い、全力を尽くす事が試合では大切で、それができれば必要以上に相手を恐れず戦え、結果もついて来ると思います。そして、これはどんな時でも言える事だと思います。学校であろうが、お店であろうが、相手(他者)がどんな人か分からない事が多くあると思います。そんな時は、相手を敬い接する事ができればいつもの自分でいられて、相手とも良い関係が築けると思います。勿論、知ってる人にもそうすべきですよね。


コラム筆者・東北空手道場 松本隼也

「勇は優から」「自分を信じる」「やりきる」。この3つの道場訓にしています。なにもないひとりの「人間」として稽古する。シンプルですが、究極のセルフケアを実践する場になれるよう心がけた指導を目指しています。

https://tohoku-karate.jp/

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