親鸞聖人、童子像の木彫刻
保育園を3つ運営されているお寺さんから、親鸞聖人の童子像を三体、製作依頼していただきました。
ご要望としては三体とも違うお顔にしてほしいという事と、お寺の境内に生えていたイブキの木を切ったのでイブキの木を使ってもらいたいという事でした。
ただ、ここで父が聞き違いをし「親鸞聖人の童子像」のところを「親鸞聖人の銅像」と聞いてしまって
大人の親鸞聖人を間違えて製作をスタートさせてしまいました。
(下はイブキの木で作った親鸞聖人の木像二体)
ただ、提供いただいたイブキの木は芯持ちで割れがひどく、彫刻には向かいない木だったので、楠木で製作することになりました。
結果、楠木で親鸞聖人の童子像を作って正解だったと思います。
親鸞聖人の木像の製作依頼はお問い合わせからか、TOPページの一番下からお問い合わせください。
それぞれお顔が違う親鸞童子像の写真を掲載しておきます。
父森哲壮が荒彫り、兄の森靖一郎が仕上げをしました。
お顔は父が仕上げています、目や唇の彩色も父です。
透明水彩という絵の具を使うと、下の木地が見えた状態で彩色できますので、とても上品に見えます。
二つ目は父、森哲荘が荒彫り、息子の森徹雄が仕上げました。
お顔の仕上げと彩色は父が手がけました。
父が荒彫ったものを私が仕上げたのですが、それなりに大きいものなので抱えながら仕上げていました。
それが、実際に子供を抱っこしているようで、気配を感じることが良くありました。
制作の途中でもう魂が入っていたのかもしれません(笑)
「かわいいなぁ」と思いながら仕上げていました。
三体目は、父が荒彫り、兄森靖一郎の仕上げです。
お顔と彩色は父が仕上げました。
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