連作「マリー・ド・メディシスの生涯」7～9枚目。

連作「マリー・ド・メディシスの生涯」7～9枚目。「縁談」「結婚」「フランス上陸」。24枚もの大作です。ルーベンスは、鑑賞者が見ているうちに退屈しないよう工夫しました。まず構図。ここでは順に、斜め・縦・斜めの構図。そして神々の位置。順に、上・いない・下。なるほど。面白いですね。

（ピーテル・パウル・ルーベンス作「王太后の肖像画を受け取り愛の神たちに武装解除されるアンリ４世（連作「マリー・ド・メディシスの生涯」）」、1622-1625年、パリ、ルーヴル美術館、INV1773、3.94×2.95ｍ）

（ピーテル・パウル・ルーベンス作「王太后の結婚、または指輪の授与、または代理人によるマリー・ド・メディシスとアンリ４世の結婚（連作「マリー・ド・メディシスの生涯」）」、1622-1625年、パリ、ルーヴル美術館、INV1772、3.94×2.95ｍ）

（ピーテル・パウル・ルーベンス作「王太后のマルセイユ上陸、1600年11月3日（連作「マリー・ド・メディシスの生涯」）」、1622-1625年、パリ、ルーヴル美術館、INV1774、3.94×2.95ｍ）