ナワヨツボシオオアリ その1
2019.12.26 13:41
ヤマアリ亜科
オオアリ属:熱帯から亜熱帯に広く分布し、日本では29種が知られています。
ナワヨツボシオオアリ( Camponotus nawai ):本州(太平洋岸)、四国、九州、琉球列島(奄美大島以北)に分布します。岐阜県南部の枯れ枝内に営巣する樹上性のアリです。体長:4~4.5mm。
写真①:葉上の小型働きアリ。腹部に2対の黄白斑がある。岐阜市 18.V.2019
写真②:ナワヨツボシオオアリの大型働きアリ。静岡県下田市 20.XII.2016
写真③:ナワヨツボシオオアリの小型働きアリの顔。近似種のヤマヨツボシオオアリに比べ複眼が突出しない。静岡県下田市 20.XII.2016
写真④:ナワヨツボシオオアリの大型働きアリの顔。静岡県下田市 20.XII.2016
写真⑤:ナワヨツボシオオアリの巣内。中央に脱翅女王アリ。静岡県下田市 20.XII.2016
写真⑥:ナワヨツボシオオアリの巣は通常単女王性だが多女王創設の場合もあるようだ。ただし、いずれ巣内の女王は1頭になるものと思われる。三重県紀北町28.XII.2017
写真⑦:ナワヨツボシオオアリのオスアリ。大分県国東市 25.VI.2014